社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

個別最適な学び

1957 学びがい

教えがいよりも学びがい。

1956 そのものの「質」

個別学習でも、 グループ学習でも、 自由進度でも、 応答型一斉授業でも、 講義一斉型授業でも、 何でもその質が高くて子どもに有意味であれば、それでいいんですよね。 逆に言えば、どんな形式でも質が担保されないものは、やっても子どもにとってあまり意…

1953 児童を中心とした教授法

東京高師附属小学校の加藤末吉は、「児童を中心とした教授法」の確立を目指そうとしました。『教壇上の教師』『教室内の児童』(いずれも1908)に授業を教授と学習の緊張関係としてとらえる典型例が示されています。 徹底的に教えることが徹底的に学ぶことを…

1952 がんばった!

個別最適な学び関係のスライドが1000枚を超えたので、ちょっと整理してスライドリンクをつけた! これでスライド迷子で探しまくることも減るだろうに〜^_^ めっちゃ疲れたけど(^_^;)

1951 連載 「個」の学びを豊かにする 社会科個別最適な学びへの挑戦

【連載25回目】 昨年度に引き続き「『個』の学びを豊かにする 社会科『個別最適な学び』への挑戦」の連載がはじまりました。 今回は、みなさんのご質問をもとにQA形式ですすめていきます。 すでに多くのご質問をいただいていますが、リアルタイムでご質問等…

1950 個別学習は「発想」

個別学習という「個別」という文字が全面に出るため、「一人学習」のみが唯一の学習形態であると誤解されやすいですが、そうではなく、学習が一人ひとりの学習者の内に成立することが何よりも大切です。子どもに、やっかいな殿様のお付き合いをさせてはいけ…

1946 「個別化教育」導入の理由

1945 「個別」概念の歴史的背景

1491 「個別」と「協働」の学習組織

1489 人に浸る

昨日、別の学級で授業をする機会があって、自分の学級で行った授業をした。人を通して考える授業。先に様々な人の立場に立ち、明確に立場を考えて判断する子ども達。これ、うちのクラスでは少し違っていた。うちの学級はどっぷりその人と同化して、その人に…

1485 子どもの「学習」

1477 「この子」の学びのストーリー

子どもの様子を記録し、その子の具体的な姿や学びを追ってきました。そうすることで多くのことが見えてきました。その子の癖。その子の思考方法。その子のものの見方。その子の他者とのつながり方。その子のこだわり。大げさかも知れませんが、その子の生き…

1467 「個」を位置づけ、願い、待つ

長岡文雄(1983)は、『〈この子〉の拓く学習法』の中で、次のように述べています。「〈この子〉の学習法は、〈この子〉の個性的なものである。個を全体的に統一して生きるものである。従って、その中には、当然、〈この子〉が、「学級の中でどう生きるのか…

1449 感謝とお願い

発刊して1年が経ちました。今だに多くの方々に読んでいただいているようで感謝しかありません。 ありがとうございます! さて、次年度の『社会科教育』にてまた新たな連載がはじまります。今回は【QAの対話形式】で連載を書き進めていこうと思っています。そ…

1425 授業を考えることは、一人ひとりの子どもを理解すること

「人間としての学習者は、授業だけで学んでいるわけではない。また、もちろん授業は、授業をより良くするためにするのではなく、学習者の人間をより良くするために行われるのである。 だから、学習者とはどのような構造のものなのかが明らかにされなければ、…

1411 個性的『学習法』の創造

これ、ちょっと表現を変えて子どもと共有したいし、子どもだけでなく、我々大人としても大切にしたいなぁ。 私は、「個性的『学習法』の創造」をめざす。次は、子どもに勧める「修練目標二十則」である。私白身の生きる修練目標でもある。1、自然、自由、す…

1407 先人の取り組みから熟慮する

大正期における新教育の共通点は、児童中心の教育であり、子どもの個性を尊重する教育であり、自学主義の教育でありました。その中でも、木下竹次の奈良女高師附小における新教育は「奈良の学習法」の名において、大正時代後半の教育界を風靡しました。「奈…

1401 「観」をほぐし、豊かにする

「全員の子どもの学習権を保障し、誰一人残らず幸せにする」という上位概念の共有さえできれば、あとは手段は人それぞれ。 「そういうやり方もあっていいよね」って柔軟に考えられるようになって、色々と試行錯誤するのがおもろくなりますね。 今までの「当…

1400 そのものの「質」

個別学習でも、 グループ学習でも、 自由進度でも、 応答型一斉授業でも、 講義一斉型授業でも、 何でもその質が高くて子どもに有意味であれば、それでいいんですよね。 逆に言えば、どんな形式でも質が担保されないものは、やっても子どもにとってあまり意…

1397 富山にて「個が生きる学び」を考える

来週です。堀川小や附属の方々をはじめ、少人数でめっちゃ濃い時間になりそうです。(懇親会も含めw)お近くの方は、ぜひ遊びにきてください(^_^)色々と喋くりましょう!https://forms.office.com/pages/responsepage.aspx?id=DQSIkWdsW0yxEjajBLZtrQAAAAAAA…

1388 教師が使う言葉

学習者主体の授業になると、教師が使う言葉が変わってきます。 例えば、図のような感じです。 これらの言葉は、教師が子どもの前にいる状態から横並びのフラットな状態の時に出る言葉だと考えます。 教師も共同追究者になること。 すると子どもが自然体にな…

1387 環境を開放する

子どもたちが環境を活用し、創りだしていくために、教師はどんどん開放していくことも重要です。

1378 授業UDと個別最適な学び

授業UDは、一斉授業を本気でやって質を高めれば、教えるけどみんなが授業にのれるようにする手立てを幅広く提供できるということを明確にしたと感じています。しかし、それだけではカバーできない子がいるのも事実です。いわゆる2E (twice-exceptional)と…

1302 10年の歩み

緒川小だけでなく、強い理念をもって実践を続けてきた学校は他にもあります。10年って短いようで長く、長いようで短い。でも、そこには確かな足跡が残っています。自分も10年以上続けてきたことを自分の言葉で語り、さらに続けていけるようにしたいと最近強…

1298 第8回早朝社会科倶楽部「学びの自己調整」

今日は、第7回早朝社会科倶楽部、テーマは「学びのユニバーサルデザイン」でした。 次回は8月12日(土)。 テーマは「学びの自己調整」なので、自己調整学習を研究されている木村明憲さんにも遊びにきていただく予定です。 ぜひご参加ください()

1291 オープン・スクール第一号

わが国の公立小学校でのオープン・スクール第一号の書。

1285 第73回『社会科の本を読みこむ会~読書編

明日はこちら。 いつもの時間ではなく、午前中なのでご注意ください! 若松さんもご参加くださいますので、みなさんもお気軽にぜひ() 参加される方は石元さんまでご連絡ください。(7321sktm@gmail.com 石元周作) 日時 7月2日(日) 11:00〜12:00 場所自…

1276 子どもの「学び方」を見つめ直した

先日の怪しいセミナーの参加者のフィードバックをいただいた。 みなさんの一つひとつの言葉が熱く、これがまたおもろい! さらに考えさせられました。 ○学び⽅の話は⽅法論が多めなのかな、と思っていた部分もあるのですが、よい意味で裏切られてとても⼼地…

1272 重版御礼!

青版の「理論編」が2刷となりました! 「理論」という文字が書面に記されている書を手に取っていただけるのか心配でしたが…多くの方が読んでくださっているという事実に、ただただ感謝です! 初版が普段の版数より多かっただけにより嬉しいです。 購入してく…

1272 重版御礼!

青版の「理論編」が2刷となりました! 「理論」という文字が書面に記されている書を手に取っていただけるのか心配でしたが…多くの方が読んでくださっているという事実に、ただただ感謝です! 初版が普段の版数より多かっただけにより嬉しいです。 購入してく…