書籍
終戦より3年後、中等学校、高等学校の社会科の教材として文部省より発刊された一冊。もう、序文から熱すぎますw
上田薫氏の名著『社会科の理論と方法』は1952年初版(岩崎書店)1955年新版(黎明書房)1961年増補版(黎明書房)という増補改訂を繰り返しています。似たような名前の書やよくありそうな書名なので、検索してもなかなかヒットしないかもしれま…
授業技術シリーズものの「社会科」のページに書かせていただきました。社会科は、局面に特化した指導法というよりも、「社会科のこの学年のこの単元で何を教えるのか」に焦点をあてて執筆しました。その単元で何を押さえるべきかが明確でないため、多くの方…
本日よりAmazonでも販売開始です。 素敵な仲間たちと書かせていただきました。 手にとっていただけると幸いです^_^ よろしくお願いいたします。 子どもの主体性を育む言葉がけの作法 作者:宗實 直樹 明治図書出版 Amazon www.meijitosho.co.jp 以下、目次。 …
教材としての具体的な人の生きざまと、現実としての子どもの具体的な生きざまがぶつかって抵抗となり、その抵抗を通じて子どもの生き方が揺さぶられながら形づくられていくものと考えます。社会科が、人間の生きざまの追究を主たる問題とする教科ではないし…
【連載25回目】 昨年度に引き続き「『個』の学びを豊かにする 社会科『個別最適な学び』への挑戦」の連載がはじまりました。 今回は、みなさんのご質問をもとにQA形式ですすめていきます。 すでに多くのご質問をいただいていますが、リアルタイムでご質問等…
山極寿一氏は日本の人類学者。ゴリラの社会生態学的研究をされています。その山極氏による一冊が『スマホを捨てたい子どもたち』。「ゴリラとスマホとどう関係があるのだろう?」と思われないでしょうか。 山極氏は、京都大学総長として大学の経営に取り組む…
常に意識しておきたいこと。
オルセンによる地域学習論とコア・カリキュラム連盟における地域学習論。また、その関わり。 おもろいです。
1973 年、 小学校社会科教師らからなる「社会科の授業を創る 会」は、石器や土器づくり、機織り、稲作などの「ものをつくる授業」を実践した。 多くは古代人の生活 を体感するような授業だが、その背景には、高度経 済成長期の大量生産・大量消費、生産過程…
1973 年、 小学校社会科教師らからなる「社会科の授業を創る 会」は、石器や土器づくり、機織り、稲作などの「ものをつくる授業」を実践した。 多くは古代人の生活 を体感するような授業だが、その背景には、高度経 済成長期の大量生産・大量消費、生産過程…
若松さんと書かせていただた『「見取り」の技術』がおかげさまで、増刷(2刷)となりました。いっしょに書かせていただいた書がこうやって版を重ねることができると嬉しいものです^_^いつも言っていますが、一冊の本ができあがり、読者の方に届くまでには本…
個人的にご連絡をいただいたことをきっかけに、拙著をパラーッと読み直してみました。明示してないけど、本書はUD視点を踏まえて執筆しました。けっこう自分の原点になっているものです。ただ今は、「つまずき」を活かす視点の内容がもっとあった方がいいな…
長岡文雄(1983)は、『〈この子〉の拓く学習法』の中で、次のように述べています。「〈この子〉の学習法は、〈この子〉の個性的なものである。個を全体的に統一して生きるものである。従って、その中には、当然、〈この子〉が、「学級の中でどう生きるのか…
大西は「発問」「指示」「説明」という3つの指導言のほか、「助言」を重要視していました。「『助言』こそ授業づくりのカギである」[1]と述べます。大西は「助言」の役割として2つ提示します。 1 解答のためのヒントをあたえる。 2 子どもの思考の方向を…
昨年末、昨年の夏に東井義雄の生家を巡る旅を行ったメンバーでの一献がありました。そこで話題になるのはやはり「観」や「あり方」の話。「これから何がしたい?」「何をおもろがりたい?」と質問されて思い出したのが以下の2点。 ◼️内村鑑三の「なる」生き…
本日の読み込む会はこちら! ぜひご参加ください() 日時 1月13日(土) 20:00~21:00 方法 オンライン 内容 『社会科実践の追究』(東洋館出版社 2023) 佐藤正寿監修 宗實直樹・石元周作編著 中村祐哉・近江祐一著 資料代 なし 読んでなくてもお気軽にご…
この2冊は日本の発問観の変革に確実に影響を与えた書です。 発問を教授と学習を統一する媒介としてとらえる本格的な発問論として登場したのが、1899(明治32)年に育成会により編纂された『発問法』です。『発問法』は、教師が教えたいものをいかにして子ども…
発刊して1年が経ちました。今だに多くの方々に読んでいただいているようで感謝しかありません。 ありがとうございます! さて、次年度の『社会科教育』にてまた新たな連載がはじまります。今回は【QAの対話形式】で連載を書き進めていこうと思っています。そ…
この本、めっちゃおもろいです。なぜかって、兵庫県に特化した作文・綴り方教育についての書だから。当然、東井義雄をはじめ、小西健二郎や戸田唯巳はもちろん、名前を存じ上げない実践家の方々も…。自分の住んでいる地域にこれだけの実践者や実践校があるこ…
東井義雄は人との出会いを大切にしていました。その中でも臼田弘蔵との出会い[1]は東井にとって大きかったことがわかります。東井義雄(1986)[2]は、当時の学校長である臼田とのエピソードを記しています。ここでは、その中から1つだけ紹介します。次のよ…
絶対に手元に置いときたかった書が一気に4冊入手できて、とっても嬉しい(^_^)の図
知っておくべきことが多々記されています。
先日のUD学会の授業協議会で有田和正の話題が出てきました。 その後、ある方に、「『有田和正』のおすすめの一冊は何?」と訊かれたので、ぼくはこの一冊を紹介させていただきました。 『子どもが生きる社会科授業の創造』です。 また、有田実践を「学習者主…
雑誌の臨時増刊号が392ページ(^_^;) よくこんな企画、書籍構成が成り立ったなぁ、と。 色んな意味で「すごい」と思う一冊。 正に骨太。 一読する価値ありです。
「人間としての学習者は、授業だけで学んでいるわけではない。また、もちろん授業は、授業をより良くするためにするのではなく、学習者の人間をより良くするために行われるのである。 だから、学習者とはどのような構造のものなのかが明らかにされなければ、…
社会科教科書案にもとづいた授業が昭和22年(1947年)1月16日、新橋駅前・鳥森通りに面した港区立桜田国民学校で行われました。授業者は日下部しげ(当時49歳)、2年生教室にて「郵便ごっこ[i]」という授業でした。 重松ら文部省から社会科授業を試してほし…
手元に届きました!こちらは末席を汚す形での執筆でございます。ちょうど学習指導要領が改定され、次の改定まで折り返しにきたようなところ…。まさにナイスタイミング!「これから」の社会科のことを考えるに相応しい一冊です。澤井 陽介・中田 正弘・加藤 …
復刊決定! https://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-428908-8 社会科を考える上で必須の一冊です。よき書はみんなで広めましょう(^_^) 実はこの書籍、『社会科実践の追究』の中でも言及しています。 ぜひこちらも合わせてご購入ください♪
社会科の本道は,児童の実態に即すること,児童の考え方の発展に重点を置くべきことを繰り返し重松は説明します。だからこそ社会科の指導は困難なのであり、現場教師の苦心や工夫が要請されると強く主張しています。当時の他教科の学習指導要領作成の責任者…