社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

追究(自学)

614 一生使える「力」

4 保護者にも伝える 学級通信などを通じて、活動の目的や内容を保護者へ伝えることも大切です。 保護者が子どもたちの「追究」のパートナーとなってくれればこれほど力強いものはありません。 5 追究ノートを1年間続けた子どもの言葉 ○「もう4月から僕の…

613 追究の視点

3 追究方法の視点 子どもたちが追究ノートを書いていく中で見つけた「追究方法の視点」をどんどん集めて紹介していきます。そうすることで、追究の視点が広がっていきます。以下は、子どもたちが発見した追究の視点の一例です。 比較する 共通点を探す 違い…

612 「追究ノート」のはじめかた

「追究ノート」について、少しだけ紹介しておきます。まずは、「追究ノート」をはじめる前に、教師が以下のことを前提として把握しておきます。 1「追究ノート」をはじめる前に○何のための「追究ノート」なのかを明確にもつ。(例) ・主体的に学ぶ態度を養う…

563 視点を増やす

「追究ノート」を通して子どもたち自身が発見した追究方法の視点は、例えば以下のようなものがあります。 「比較する」 「共通点を探す」 「関連付ける」 「マクロとミクロでみる」 「似ていて違うものを探す」 「シリーズものにする」 「引き寄せる(自分の…

252 「きっかけ」

子どもたちが書く「きっかけ」が大好きです。 そこにはその子の「理由」や「根拠」、「想い」などがあらわれます。 自分がなぜそれを調べようと思ったのか。 常にそのような思考を大切にしてほしいものです。

250 アクティブラーナー

この子のすごいところは、気になったことを調べたり訊いたりして、「実際に訪問する」というところ。ほんの小さなきっかけが大きな追究につながる。素直に感動。ちなみに訪問した先はどこも親切だったとのこと。そりゃそうだよな。こんな小学生が来たら嬉し…

47 「追究」のさせ方

新学期がはじまります。 自主学習のやり方は色々とあります。 僕は「追究」という形でかなり深く調べさせるようにしています。 「自学(自主学習)」と「追究」を分けています。 「追究」は基本週に1回。全員提出にしています。 「自学」は好きな時にどんな…

29 坊勢島

「追究」(自主学習)で「坊勢島」に実際に行って調べている子がいました。 坊勢島は僕にとって第二の故郷のような場所。 嬉しいものです。 坊勢島は来年度中には漁業単元として教材化する予定。 本日、春休み中に取材に行けることが決定! 島にいた時に、も…

17 追究方法の視点

子どもたちは何らかの視点をもって追究(調べ活動)をしています。 無自覚なことが多いでしょうから、教師が価値づけることも必要です。 「君は二つを比較して共通点をみつけたんだね!」 「なるほど。調べたことを自分自身の生活に引き寄せたんだ」 「絵や…

16 「比較」を当たり前にして豊かにみる

前回の記事の続きです。 子どもたちが「比較」の思考を自分のものにし、意図的に使えるようになると、そこから様々な視点でみられるようになります。 例えば、「メリット・デメリット」視点であったり、「共通点」視点であったりです。 以下の資料は子どもた…

15 「マクロな比較」と「ミクロな比較」

社会科は「比較の教科」だと言っても過言ではないと思っています。 「比較」は「相違点(違い)」と「共通点(同じ)」を見つける思考法です。 様々な比較方法がありますが、今回2つの比較方法をご紹介します。 一つは「マクロな比較」です。 「低地のくら…