バーナード・リーチ(1887-1979)の没後40年を記念する展覧会を開催いたします。
画家を目指していたリーチは、日本で陶芸に出合い、その奥深さに魅了されます。また、民藝運動を提唱した柳宗悦や、のちに運動の担い手となる河井寬次郎、濱田庄司と交流を深めました。日本で作陶を学んだリーチは、濱田を伴い、イギリスのセント・アイヴスで困難の末に窯を築いて同地を拠点とします。以降もたびたび来日し、京都、益子ましこ (栃木県)などの窯を訪れて作陶を続け、日本やイギリス各地の伝統的な技法を自らの作品にとり入れて昇華させ、近代陶芸を代表する陶芸家となりました。
民藝運動を黎明期から篤く支援したことで知られる、アサヒビール初代社長山本爲三郎ためさぶろうは、生涯にわたりリーチと親交をむすびました。本展では、山本家から寄贈され、開館以来当館所蔵品の軸である山本爲三郎コレクションを中心に、山本の自邸に建てられ初期民藝運動の拠点となった「三國荘みくにそう」や、山本が大阪ロイヤルホテル(現・リーガロイヤルホテル(大阪))に開設した「リーチバー」ゆかりの作品、柳、民藝運動の作家たちとの交流を示す貴重な作品などを含む、約100点を一挙に公開いたします。
「大山崎山荘美術館HP」より
とっても素敵でした。
スリップウェアはもちろん、ガレナ釉の作品が美しすぎました。
リーチの絵が僕は大好きです。
鳥、鹿、蛙…どれも個性的で微笑ましい感じ。
河井寬次郎や濱田庄司と楽しそうに話しているリーチの笑顔が浮かんできました。
そして大山崎山荘美術館は、美術館自体が素晴らしい。
ずっといたくなる空間です。
安藤忠雄設計による新棟、地中館では、モネの《睡蓮》連作を堪能。
また必ず訪れたい美術館のひとつになりました。
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