サークルの仲間と西粟倉村へ。
面積の約95%が山林の自然豊かな素敵な場所です。
目的地は「旧影石小学校」。
実は、ここではウナギを養殖しています。
「なんで森の中でウナギやねん!?」
て、思いますよね?
「なぜ森の中でウナギなのか?」
一言でいえば「循環」です。林業と水産業をつなげて「循環」させていくことなのです。
ウナギは水中の食物連鎖では頂点にいます。
つまり、多くのうなぎが生息する川は、えさがたくさんある豊かな川だといえます。
川を豊かにするためには森を豊かにする必要があります。
しっかり間伐をし、森を健全な状態にすることで、養分を含む良質な水が生まれます。
水の中の生き物も増えます。
つながっていきます。
林業で大量に出る木くずを燃料にします。
うなぎの循環水は、ビニルハウスの畑に用いて野菜の栽培に活用。
つまり、まったく無駄がありません。
水温は20~30度。
うなぎを育てる水温をキープするための燃料に、捨てられている木くずを活用できると考えたことが、うなぎの養殖に取り組むきっかけとなったそうです。
そのアイデアが、林業と水産業をつなげる取り組みのきっかけとなったのですね!
ちなみにこれが「森のウナギ」。
使った割り箸もウナギ養殖ボイラーの燃料となるのですね。
「持続可能な産業」
素敵です。
必ず教材化しようと思います(^_^)
帰りは「元湯」へ。
居心地よし。
いい湯でした(^_^)