社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

248 『常設展示室』原田マハ

【『常設展示室』原田マハ

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「群青」「デルフトの眺望」「マドンナ」「薔薇色の人生」「豪奢」「道」
の6篇からなる短編小説。
基本、短編小説は好まないのだが、これはワクワクして読めた。
作品のテーマと絵をどのように結びつけているのか。
どの場面で何の絵が登場するのか、楽しみであった。
「道」は原田氏がもの書きになった時から書きたかった作品ではなかっただろうか。
と、勝手に想像する。
個人的には「マドンナ」も心に残った。
きっとその時の年齢や状況によっても受け取り方は変わるのだろうな。

 

(2018.12.9fbより)