教師は職業意識が強すぎて、たえず子どもに何かを教えようとしたがる。子どもが迷惑をしていることがわかっても、「これだけは教えたことにしないと自分の責任ははたせない」と、子どもを自分につきあわせてしまうことさえある。 長岡文雄(1977)『子どもの力を育てる筋道』黎明書房 |
この言葉は、個別最適な学びを考える上でも真摯に受け止めるべき言葉だと感じています。
教師は、自分が教えた方が子どもは理解しやすいという認識をもっていることが多いです。
子どもの側から見てみると、それは教師の思い込みでしかないことに気がつきます。
これに気づかせてくれるのは、子どもの声であり、子どもが学びに没頭している姿です。
教師は、「子どもをどう教えるか」を考えることから、「子どもがどう学ぶか」を考えることへ発想を転換していく必要があります。
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