社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

957 子どもの横に並ぶ

佐伯(1995)は,次のように述べています。

 

「『先生』というのは、まず本人自身が、文化的活動として、知識を再発見し、鑑賞する活動に従事する者でなければなりません」

「『先生』というのは,『どう教えるか』のみに関心のある人ではなく,『いったい,ものごとはど うなんだろう』という好奇心と探究心をもって,文化に参加している人でなければならないのです」

「先生は子 どもを『ともにわかろうとする』パートナーとしてながめ,子どもは先生を『ともにわかろうとしている人』として ながめることが必要です」

 

探究するときは、子どもと横並びの関係でありたいものです。

 

 

〈参考文献〉

佐伯胖1995)『「わかる」ということの意味』岩波書店