社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

1087 山田勉と芸術家

山田勉の書籍にはよく美術家の名前が登場し、引用されています。
奥村土牛、林武、東山魁夷ドガなど。
「画家が見えるものの裏に、つまり見えないところに本質を見ることを伝えている」
「芸術家のこの見つめる心のようなものは、実は教師が子どもを見る時と同じではないかと思います」
 その背後の本質をみることの重要性を説いています。
こういう感覚、とっても大切だしとっても好き。
だから山田勉に惹かれるのかも。
 
■山田勉の単著
山田勉(1972)『追究としての学習』黎明書房
山田勉(1974)『抵抗としての教材』黎明書房
山田勉(1976)『会科内容精選の理論と方法』明治図書
山田勉(1976)『会科教育法―問題解決学習へのすすめ』秀英出版
山田勉(1979)『教える授業から育てる授業へ』黎明書房
山田勉(1980)『歴史・政治教材と教科書検定』国土社
山田勉(1982)『わかる社会科の授業―その本質と実践』秀英出版
山田勉(1983)『社会科の授業と単元展開』秀英出版
山田勉(1986)『学校のもつ教育力―その退廃と再生』黎明書房
山田勉(1989)『しなやかな授業―子どもの学習力を育てる』黎明書房