実はこの小説は3年前に一度読んでいます。
再度読んでみたのですが、その時と読んだ感じがまったく違っていました。
オリンピックが近くなったからか、自分の関心が当時と違うからなのか…。
よくわかりませんが、今また読んでよかったということは事実です。
雨が止んだら走ろう。
あどけない空の景色を堪能しよう。
余談ですが、作者の増山氏は本当は小説の文字の色を烏賊墨色にしたかったそうです。
文庫版の輪転機ではそれが叶いませんでした。
しかし、実は単行本では烏賊墨色になっています。
なぜそこまで「烏賊墨色」にこだわるのか、それは本編を読んでからのお楽しみ♪