社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

問題解決的な学習

2458 第6回社会科✕問題解決学習

小林宏己先生をお招きして。「この子」について考えます。今回は、子どもの個人情報が満載なので、見逃し配信はありませんのでご注意ください。

2434 単元レベルで「学習の方法」を磨き上げる

最近、初志の会の方々との交流が多くなっているので、敬意を込めて…。 1. 初志の会とは 「社会科の初志をつらぬく会」(以下、初志の会)は、1958年に発足し、戦後日本の社会科教育において問題解決学習の理論と実践を緻密に発展させることを使命として活動…

2424 〈続〉第97回 社会科の本を読みこむ会

8月16日(土)拙著の第2弾です。 前回と同じく、本を肴にいっぱいやりとりしましょう〜^_^ 写真は最北端にてw ーーーーーーーーー ■日時 8月16日(土) 20:00~21:00 ■方法 Zoom ■内容 「社会科『問題解決学習』デザイン 宗實直樹著 (明治図書 2025) 参…

2421 社会科「問題解決学習」について語る会in浜松

唐木先生にいっぱい訊いちゃいます^_^ 以下、主催の古山さんより。 ーーーーーーーーーーーーー 【社会科教師、必見のスペシャル対談!】 社会科教育を牽引するお二人が浜松に集結! 唐木清志 先生(筑波大学)× 宗實直樹 先生(関西学院初等部) “問題解決…

2417 感謝

友人が教えてくれました。手に取ってくださったみなさま、ほんまにありがとうございます!この夏は、これをもとに対話することが多くなりそうです。いっぱい問いを湧き出していきましょう〜(^o^) 社会科「問題解決学習」授業デザイン 作者:宗實 直樹 明治図…

2414 稚内で問題解決学習を問い直す

さて、来週は稚内! 最北端で涼しく熱い!?お時間をw オンラインもありますが、この機会にぜひ対面で。 お待ちしています(^o^) ちなみに今日の夜はこちら。 【第97回『社会科の本を読みこむ会~読書編~】 日時 7月27日(日) 20:00~21:00 場所 Zoom 内容 …

2406 販売開始!

本日、Amazonからも販売開始です。 よろしくお願いいたします^_^ 社会科「問題解決学習」授業デザイン 作者:宗實 直樹 明治図書出版 Amazon

2386 「受けの学習計画」とは何か

「受けの学習計画」とは、教師があらかじめ立てた単元計画に固執するのではなく、子どもたちの学びの進行や興味関心に応じて柔軟に調整する学習計画のことを指します。つまり、教師が一方的に学習の流れを決めるのではなく、子どもたちの問いや気づきを受け…

1380 問題解決学習×参考文献

このあたりを参考に執筆いたしました^_^https://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-233121-3ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー片上宗二(1995)「『新しい問題解決学習』の三潮流」『「追究」の鬼を育てる⑥』明治図書,p.75.片上宗二編(1984)『敗戦…

1377 子どもとともに追究を紡ぐ教育観

愛知教育大学附属岡崎小学校をさぐる。 以下の「用語解説」は『生活を拓く授業』p.246に記されているもの。 この捉え自体、おもろいですよね。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 対象 —— 教材と出会った子どもたちが、その子なりのめあてをもって追究…

1375 ★新刊★『社会科「問題解決学習」授業デザイン』

節目となる10冊目の単著です^_^『社会科「個別最適な学び」授業デザイン』の姉妹本とも言える一冊。問題解決学習の本質とその可能性を、あらためて見つめ直したいと考えて編みました。プロットは以下のとおりです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー第…

1352 問題発見力

「おもろいもの」を探すというよりも、見つけたどんなものも「おもろい」と感じられるような感性が大切かな。ふだん見過ごしてしまうようなこと、当たり前に思えることの中にこそ、「問いの種」はひそんでいます。自分の視点やまなざし次第で、どんなものも…

1346 ざっくりつかむ!戦後社会科と問題解決学習

■ 社会科はなぜできた? 社会科が生まれたのは、戦後すぐのこと。終戦を迎えて、日本が民主主義の国を目指すなかで、「新しい社会をつくれる人を育てよう!」という思いから生まれました。それまで別々だった「歴史」「地理」「修身」などの教科をまとめて、…

1341 問題解決学習の会

本年度の年間スケジュールです。 ぜひご予定ください!^_^

1272 第3回 社会科✕問題解決学習

明日はこちら! よろしければご参加ください。 お待ちしております^_^

1252 第3回社会科✕問題解決学習

次回はこちら!唐木清志先生をお招きして^_^よろしければご参加ください!https://peatix.com/event/4283679

1251 熱

「問題解決学習」の代表的実践で知られる永田時雄氏の書、『西陣織』は、その情熱と鋭い眼が光る作品です。永田氏は社会の矛盾に真正面から向き合い、その本質を捉え、教育においてどのように解決に導くべきかを熱心に探求しています。多くの人が目を背けが…

1248 根を深く張り 芽を豊かに育てる

昨日の講座では、藤井千春先生の『問題解決学習のストラテジー』を中心に、そこから得られる学びの旨味についてお話ししました。 旨味はたくさんありますが、その中から今回の講座の中で特に大切にしたのは、「子どもの文脈を捉え、『この子』の物語を掘り起…

1242 問題解決学習の会

さて、今週日曜日です! 名著『問題解決学習のストラテジー』から30年。 何がその「本質」なのか、藤井先生と共にさぐりましょう! よろしければご参加ください^_^ https://peatix.com/event/4222434 本シリーズは、澤田さんのコーディネートのもと、以下…

1239 ぐるぐる巡る

「調べ活動」と「話し合い活動」を往還しながらぐるぐると回るプロセスが重要。 この繰り返しによって、「見る力」を育て、調査した事実に意味を見出していくプロセスと、かかわり合いの中で考えを深め合う過程が相互に支え合っています。 得た知識を他者と…

1236 「問題解決学習」と「問題解決的な学習」

「問題解決学習」は、学習者自身の生活経験から生じる「問題」を解決する過程を通じて、経験や知識を再構成し発展させる学習方法です。子どもたちが自ら問題の必要性を感じ、それを解決するために主体的に知識や技能を習得し、思考・判断・表現を行いながら…

1217 問題解決学習のストラテジー

昨日は『問題解決学習のストラテジー』の読み込む会。 もう何年も前に読んでまとめていたものだけど、今でもほんとそうだなーって思うし、また新たな視点から読めるって、やっぱすごい本だなと。 「旨味」がにじみでますね^_^ こちらもぜひよろしくお願いい…

1201 第90回 社会科の本を読みこむ会

今回は30年読み続けられている名著『問題解決学習のストラテジー』。最近復刊されたので、奮ってご参加ください。いつもの時間とは違いますので、ご注意ください。参加される方は(7321sktm@gmail.com 石元周作) まで。その後、忘年会を行いますw「らぁ…

1178 考えてほしいこと,教えること

「子どもの資質・能力を育成するために、『考えること』と『教えること』がどう結びつくか」について書かせていただきました。社会科教育においては、子どもたちが主体的に考え、学びを深めるために、教師が教えるべきことと、子どもが考えるべきことが密接…

2156 構造化論の進展と背景

一昨日、山口康助が話題になったので、改めて「構造化論」について…。 社会科における「構造化論」の発展は、戦後の社会科教育の歴史的な背景とともに、教育内容や方法論の変遷を反映した重要な概念です。ふり返りながら、特にその意義や影響、批判も交えて…

2151 小さな問題解決学習

問いの連続性を意識した小さな問題解決を繰り返す単元構想のイメージ、こんな感じ?1授業をちょっとしたオープンエンドで終えることが大切かなぁ。僕は、もう一つの単元を閉じてしまうこと自体少なくなってきましたw

2138 「問題」とは

「問題解決学習」において、「問題」がどのように捉えられてきたかについて理解することは、その学習過程の本質や効果を正確に把握するために重要です。問題の捉え方は、学習者の主体性や学びの深さに直接的な影響を与えます。ここでは、これまでに議論され…

2097 学習の方法を単元レベルで精緻化

「社会科の初志をつらぬく会(以下、初志の会)」は、戦後の日本の社会科教育において、問題解決学習の理論と実践を精緻化することを目指して活動してきました。この会の特徴は、従来の広範なカリキュラムや構成原理に過度に依存することなく、個々の単元レ…

2090 小さな問題解決学習

本書は1965年発刊、「西陣織」の実践で有名な永田時雄氏の書。 高度経済成長から発生した「ひずみの是正」が課題とされた高度成長中期の社会科実践。 「現実をふまえずに行う社会科授業は嘘だ」と、多くの社会の矛盾から目を逸らさずに真っ向勝負している姿…

2075 敗戦直後の公民教育構想

『公民教育用書』とは、戦前の修身教育に代わって新しく構想された公民科のための教師用指導書のことです。 しかし、社会科の新設が決定し、幻の文書となりました。 その全文が収められている貴重な一冊。 ここに教育原理としての問題解決学習の考え方が示さ…