歴史学習
歴史教育の難しさを克服するカギは、 「全部を教えようとしない」 「一因で片づけない」 「唯一の正解を求めない」 という三つに集約できそうです。 その上で、事実を素材に問いを立て、複数の要因を比較し、多様な解釈を開いていく授業をデザインすることが…
歴史を教えることが難しいと感じられる要因は、大きく三つに整理できます。 第一に、膨大な事実の中からどこまでを押さえ、どこから「なぜ?」へつなげるかという取捨選択の難しさ。 第二に、複雑な因果関係や背景を、子どもに分かりやすくしながらも単純化…
6年生の歴史学習が難しいと言われるのは、単に覚えることが多いからではありません。教科書に書かれているのは「〇〇が起こった」「△△をつくった」という事実の羅列が中心で、そこにある「なぜ」や「どうしてそうなったのか」といった関係性までは必ずしも…
近年の歴史学習において、「共感」や「現代との結びつき」という言葉がしばしば用いられる。子どもたちが学んだ歴史を「自分ごと」として捉え、主体的な学びにつなげることが期待されているからである。 しかし、こうしたアプローチには確かな効果がある一方…
ちょっと情報量多すぎるけど…(^_^;)歴史学習過程の留意点、こんな感じかな?
歴史を学ぶときに大切なのは、まず「事実」をしっかりと押さえることです。「いつ、どこで、だれが、なにを、どのようにしたのか」という要素を確認することは、歴史的な知識の土台になります。ただ事実を覚えるだけではなく、そこから「なぜそうなったのか…
この夏、歴史学習などについて問い直す機会が多くありました。その中から安井実践を再読し、どこに価値があるのかを考察してみました。ーーーーーーーーーーーーーーーー 安井俊夫の実践において最も顕著な特徴は、第一に「子どもに学ぶ」という姿勢にあった…
久しぶりに、古書を買った気がします。ずっと探していた本が、ふとしたときに手に入るとうれしい。やっぱり、こういうのは「出会い」だなと思います。今回手にしたのは、武蔵野の子どもたちと一人の先生による「研究の物語」。郷土史や歴史の学びを、実践記…
原理原則を捉える上で「間違いない本」がいくつかあります。本書『歴史教育の理論と方法 -歴史と教育の間・序説- 』は正にそれ。 「歴史教育者は、そこに『ある歴史』を教えるのではなく、子どもを通して、何かを歴史にしていくのである。」社会科が目指して…
漫画で予習して北海道へ行きます(^_^) 飛行機、飛ぶかな(^_^;)
夏の釧路。 テーマは「歴史授業の問いづくり」 前回から練っておられたテーマです。 これ、絶対おもろいです。 僕も勉強します。 ぜひご参加ください() docs.google.com
6年生はぼちぼち歴史学習に入った頃でしょうか。 こちらは和歌森太郎著の社会科歴史教育の先駆的理論書です。 氏は、社会科の目的を究極的には、 「かしこく正しい選挙民となるにはどうすればよいか」という「大きな問題解決学習」だと位置づけています。 …
GW中の歴史学習の教材研究の参考に♪
小学校において「なぜ歴史を学ぶのか」をもちながら学習を進めたいものです。
「本は読むものだけど、置いておくもの」 本棚にある本はほとんど読めていません。 この夏の間に引っ張り出してきて読んでいる本がいくつかあります。 そうしている中、原理原則を捉える上で「間違いない本」がいくつか出てきます。 本書は正にそれ。 「歴史…
ポイントを図式化してまとめています。 ご参照ください。 詳しくはこちらに書いています。 よろしくお願いいたします。 歴史人物エピソードからつくる社会科授業42+α (社会科授業サポートBOOKS) 作者:山の麓の会 明治図書出版 Amazon
6年生は歴史学習がはじまるころでしょうか。 よろしければこちらをご参考ください。 歴史人物エピソードからつくる社会科授業42+α (社会科授業サポートBOOKS) 作者:山の麓の会 明治図書出版 Amazon 本書は、歴史人物エピソードを中心となっています…
こういうものをつくって持っていると、とりあえずおさえるべきことが明確になります。 小単元のふり返りをするときにはこれを加工したものを子どもにも配布してふり返らせるようにしています。
ぼちぼち歴史学習に入ろうとしているので、歴史系の書籍によく目を通しています。 こちらは和歌森太郎著の社会科歴史教育の先駆的理論書です。 氏は、社会科の目的を究極的には、 「かしこく正しい選挙民となるにはどうすればよいか」という「大きな問題解決…