2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧
一斉授業批判を起点にするのではなく、一斉授業のよさをとらえつつ、その上でひとりひとりの学習を成り立たせることを目指すことが重要です。 一斉授業では、同一課題、同一教材、同一時間、同一結論と、すべてにおいて同一性が全面に出てくることが多くなり…
共通問題の成立は、その問題についての仮説を生み、解決の方法についての構想もわかせる。そして、事実にあたったりしながら、仮説は検討吟味され、さらに新しい問題を生んでいく。問題は解決されながらも、さらに問題を生んで発展していく。それは問題解決…
個別最適な学びについて考える中で、「教師の役割って何?」といつも思います。 少しずつ整理をしていきます。
そもそも社会見学が行われにくい実態を鑑みて、もう一度社会見学の意義について捉え直す必要がありそうです。
社会科学習の大きな流れ「つかむ段階」「調べる段階」「まとめる段階」で考えます。 どのタイミングで社会見学を行うのか、社会見学を行う目的を明確にすることで、学習内容をより深く豊かなものにすることができます。
コロナも収まり、社会見学もできるようになってほしいものです。
夏はフィールドワークに出かけよう!
授業は、〈この子〉のために行うものである。 授業の出発も帰結も、〈この子〉の生活の充実にあり、学習法の開拓にある。 長岡文雄(1983)
子どもをカラフルに見取れるようになりたいものです。
産業学習は、「三方よし」の概念で。
佐伯(1995)は,次のように述べています。 「『先生』というのは、まず本人自身が、文化的活動として、知識を再発見し、鑑賞する活動に従事する者でなければなりません」 「『先生』というのは,『どう教えるか』のみに関心のある人ではなく,『いったい,も…
資料化するときに大切なこと " width="18" style="border: 0px; vertical-align: top;" /> 1島原 洋
オープン・スクール、自由進度学習で有名な愛知県東浦町立緒川小学校。 ここで大切にしたいのは、緒川小の方法と言うよりも、子どもを能動的学習者としてみる「子ども観」です。 『個性化教育へのアプローチ』の中では、次のように記されています。 「新しい…
久々に電車の中でゆっくり読書しました。 なぜかこの本を読み返したくなって再読。 1940年、平野婦美子による瑞々しい教育実践記録。 「ここから教育実践がはじまった」とも言われています。 東井義雄が「東洋のペスタロッチ」と呼ばれたのと同様、平野婦美…
勝田守一今井誉次郎芦田恵之助上田薫小川太郎梅根悟矢川徳光などなど…。著作集を集めて読んでいます。原版もいいのですが、著作集にはよく月報や解説がついています。 これがまた好きです。著作集はかなり場所をとるのが難点ですが、置いておきたくなるんで…
青木幹勇(1966)は、『よい発問わるい発問』の中で、「発問を教師だけのものにしない」と題して、「子どもも発問者にする。教師も応答者の側に回る」と述べています。 子どもが教師の発問で動く受け身の学習ではなく、個別学習の時は自分自身に自問し、協働…
社会科において、子どもたちが「自律的な学び」を進めるための3つの勘所
複文型の問いは、単元レベルで考えることも大切です。
8つの問いから社会的事象の捉え方が考えられます。
本のカバーって、とっても大事だと思います。 デザインはもちろん、紙の質や手触りなど、触覚って大切だなと…。 手に取って読みたくなってくるんですよね。 そういう意味で、黎明書房さんの1970年代の書籍ってなんかとってもいい感じ。 何の紙使ってるんでし…
「教授とは教え授けるのではなく、自らを教え自ら学ぶの生活を生活せしむ謂である。教授は文化の伝達ではない。教育は教え授けたることの反復練習ではなく、自由なる学習による自己創造である。教師はいかに教えるべきかよりも、いかに学ばしむべきかに苦心…
「よい」学級とは?と訊かれると、何と答えるでしょうか。 「よい」という中に様々な要素があるので難しく、簡単には答えられません。 そこでまず逆に、だめな学級から考えてみました。 だめな学級には「〜するべき」があふれている気がします。 そこでは、…
学級活動には3つの活動内容があります。 それぞれ内容の違いがあり、学習過程も(1)と(2)(3)では違うことを把握することが重要です。 簡単に言うと、 (1)→議題についてみんなで話し合い、みんなで合意形成したことを、みんなで実行する。 (2)…
本を読むことは教師の「観」や「技」を高めるためには必須です。 そのためにも、身近に本が存在する状態をつくることです。 空間を確保し、本棚をもつことが重要です。 渡部昇一氏(1976)は、 「自分の周囲を、身銭を切った本で徐々に取り囲むように心がけて…
特活には教科書がありません。 だから「やりかたがわからない状態」や「何でもあり状態」があふれています。 国研から『みんなで,よりよい学級・学校生活をつくる特別活動』という書が出ています。 こちらは特活の教科書的存在になっています。 まずはこの一…