社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

1363 第2回 社会科の 『これから』と『あれこれ』を語ろう会

ありがたいことに、第1回が終わった直後に企画が決まりました(^_^)次は「西」で!ということで、大阪です。ぜひ遊びにきてください(^_^) https://peatix.com/event/3712786

1362 八大教育主張

必要感があり、ひさびさに引っ張り出してきて読んでいる。小原國芳の「復刻に際して」が熱いw「!」がこんなにでてくる序文ははじめて(^_^;)この中でもまだ内容がまったくわかっていないのもある。勉強あるのみ。八大以外にもその時代にいっぱい新教育の波は…

1361 子どもたちの「予想」

社会科授業においての「予想」。 何のために子どもたちが予想しているのか意識したいものです。

1360 子どもの見る眼を育てる

手で見ること、足で見ること、頭で見ること、心で見るという五感で見ることを基本とします。 その五感を使って、「具体的に見る力」「関係的に見る力」「視点をかえてみる力」を育てるようにしています。 見る力が育てば問題発見ができるようになり、追究を…

1359 第76回『社会科の本を読みこむ会~読書編

今回の書は竹中輝夫の『教材研究の基礎』。ちょうど有田和正の教材論についてまとめたところなので、「教材」についての問題意識が高いところです。このシリーズはどれもおもろい。今回は時間がいつもと違い、お昼間ですのでご注意ください。 ——————————————…

1358 「森林」単元教材研究

少しだけお邪魔させていただきます。 「教材」について語り合う会って、とっても貴重ですね(^_^)

1357 真なるもの

「授業分析という仕事は、学校の体制を大きくゆり動かす。これはわたくしたちの最初予期しなかったことである。学校長以下職員の授業を見る目、子どものとらえ方が、飛躍的に深まり、教職員全員の協力(男女、新進と熟練者、教科分担などの区別を超えての協…

1356 第二の教材

教材化を図るときに意識したいのは、「第二の教材」です。「第一の教材」とは、子どもたちが追究する対象である「人」「もの」「こと」です。「第二の教材」とは、追究を通じて生み出された一人ひとりの子どもの思考や感情のことです。その一人ひとりに生じ…

1355 兵庫教育大学9月期学位授与式

昨日は、オンラインの学位授与式でした。おかげさまで修士課程人間発達教育専攻芸術表現系教育コース美術分野を修了することができました。少ない修了生でしたが、式を用意してくださったこと、ありがとうございました。思い返せば「これ、ちょっと持続する…

1354 教材化の方法

どのように教材化していくかという方法論について説明します。 藤岡信勝氏は著書『教材づくりの発想』の中で、教材開発の方法を「①上からの道」「②下からの道」と表現しています。 簡単に説明すると、「①上からの道」は、「教育内容」から「素材」へと下降す…

1353 子どもが豊かに学ぶこと

昨日、大正自由教育の話が出てきて、手塚岸衛のお名前が。『自由教育真義』を朝からちょっと読んでいました。もうこの時代からずっと子どもが「学ぶこと」を軸にされていたことが再確認できる内容が散りばめられています。よいです。 「教師は教壇を降つて机…

1352 発問づくりの発想

僕の好きな書籍の中に、藤岡信勝『授業づくりの発想』(1989)教材づくりの発想』(1991)『という2冊があります。その『教材づくりの発想』の中に 「本書は、前著および、のちに刊行される③の「教授行為」を中心に扱った『発問づくりの発想』とあわせて三部…

1351 少人数の語り合いの場

明日となりました! よろしければ遊びにきてください。 少人数、対面開催。 だからこそ、「ここでしか話せないこと」を話し、語り合いたいと思っています。 めっちゃ濃くマニアックになってしましそうですw https://muneyui.peatix.com/?fbclid=IwAR3su5Go-I…

1350 第11回早朝社会科倶楽部「ICT端末の活用」

今朝のテーマは「非認知能力」でした。まだ深く考えられていない分野だったので、小川さんをはじめ、みなさんのご発言やチャットから多くの学びを得ることができました。うまく言語化、明治かできずになんとなくスルーしちゃってる部分も多いので、社会科の…

1349 学習即生活、生活即学習

低学年においてより強く感じる言葉。 子どもの学習が生活の中に切り込み、子どもの生活が学習の中に切り込む。 生活と教科がより融合的に存在するところにおもしろさがある。 本書は生活綴方と体育という教科を結びつけようとする実践記録の書。 僕は体育を…

1348 人間賛歌

はじめて長岡文雄氏の肉声を聴いたのが2年前だっけな…。子どもたちの夏にまつわる日記を紹介し、そこにあらわれる子のたくましさ、人間のみずみずしさを謳っている感じがしました。「人間はもともと問う存在。問う子とを忘れたとき、人間でなくなっていると…

1347 「発動」を考える

最近必ずいただく質問の一つに 「子どもが自分達で追究する学習形態で、到達させたい目標に子ども達がたどりつくのか」というものがある。 「到達させたい目標」とは、おそらく社会科で言えば概念的知識やより抽象度の高い知識のことと考えられる。 「知識」…

1346 第75回『社会科の本を読みこむ会~読書編

『社会科教育 10月号』の僕の拙稿でも紹介した読書会です。今回の書籍は前回と同じ、授業分析シリーズ。 小笠原ミち雄の『指導技術の基本』 です。小笠原ミち雄は女性教諭で、木下竹次が引き抜き、長岡文雄らと共に奈良プランを生み出した人です。味わい深い…

1345 「社会科本」特集

この10月号、実はずっと待っていた特集です。 なぜかって、、、、。雑誌の裏に隠れている黄色の特集号、これがめちゃもろくて…「この本のリバイバル版を絶対に出してください!」と編集の方に熱いプッシュをずっとしていたからですw 今回僕も少しだけ書かせ…

1344 土谷正規の体育

奈良女副校長であった土谷正規の定年退職の前に編まれた一冊。 土谷の仕事は多岐にわたるが、体育の授業だけに焦点を絞って構成されている。 とは言っても、体育だけでなく、集団指導論、総合学習論、増健論等、様々な角度から迫っている。 それがよい。 土…

1343 あなたの学びの道

「どこまで行っても、どこまで行っても、果てしない授業の道です。 それだのに、何一つとりえのない、歩みののろい私です。私という人間は、教師には不向きな生まれつきに生まれているのではないかと思ったり、それにしても、この道意外に私のような者を生か…

1342 社会科の「これから」と「あれこれ」を語ろう会

対面のみの20名限定at筑波大附属小学校。 よろしければご参加ください(^_^) https://muneyui.peatix.com/?fbclid=IwAR3su5Go-IKTu_dBST7NYEhcAteYlpSGCwEGtjJHisdX57ugMrmjaUqS070

1341 僕の夏の反省

免許証等が入ったカードケースが、、、 え、ない? 先日行った場所に電話をしまくる。 …ない。 これは、まずい…(汗 実際に飲食店に行って座っていた椅子を動かさせていただくと…あった。 隙間に落としていた。 ほんと最近物を忘れたり落としたりすることが…

1340 和して同ぜず

自分自身が何かを行う時に、「それは消費なのか?」「投資のなのか?」を考えることの必要性を感じた。そうすることで物事も違って見えてくるのだろう。 また、本書中に「トランザクティブ・メモリー」に関する一節があった。読みながら自分自身が所属する研…

1339 好いものは、好い

原田マハ氏のアート小説をこよなく好んで読んでいる。本書は原田氏得意の史実に基づいたフィクションアート小説。『楽園のカンヴァス』や『暗幕のゲルニカ』のようなミステリー性はない。しかし、やはり惹き込まれながら読み進めることができる。実に味わい…

1338 継承されているかどうか

学校に社会科資料室や教材室がある学校とそうでない学校があります。あったとしてもその扱い方は学校によって大きく違っています。資料室や教材室に入れば、社会科がどのような意識で扱われているのかがよく分かります。もちろん学校の教室数などの規模や環…

1337 「感度」を高める

社会科の授業をしている時によく思うことがあります。 社会科は子どもの生活経験がより表れ、その子「らしさ」がよく出る教科だということです。 その子「らしさ」を出すには 〇十分に対話する時間とゆとり〇おもしろいと感じる「感度」 が必要です。 十分に…

1336 第9回日本授業UD学会 全国大会

昨日から申し込み開始されたようです。 充実の内容です。 僕は2日目に筑波の3年生の子ども達と社会科の授業をさせていただきます。 ワクワクです() 以下、UD学会の案内より抜粋。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●テーマ 「多様な学び方…

1335 第9回早朝社会科倶楽部「学習評価」

明日朝はこちらです。 お気軽にご参加ください(^_^)