2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
「個別最適な学び」という言葉に振り回されない方がいい。 何が大切か、何をするべきか、自分たちの学校、目の前の子どもたちにとって何が必要なのかを考えること。 そうすれば、個別最適な学びや協働的な学びで大切にされていることの「いいとこどり」がで…
個の見取りや資質・能力ベースの考えをもってすれば、1時間レベルの事後研修会はもう限界だと感じています。 もっと大きく、せめて単元レベルでの形で議論することも必要だと。 研究授業のあり方も大きく変わっていくだろうなぁ、と感じています。 変えなあか…
「個」の学びを豊かにするために、子ども自身が自分自身にとって最適な学びをみつける ことが重要です。 しかし、そもそも子ども達が自分にとって最適な学びをみつけるというこ とは、容易なことではありません。 教師の手だてや支援…
子どもが社会的事象と出合う時、そこから問いを引き出すと共に、出た問いを方向づける資料や発問が大切。
奈須正裕(2022)は、個別最適な学びについて次のように言われています。 ①の主語は教師ではより手段的 ②の主語は子どもでより本質的 つまり、②が大切だと。 しかし、①がないことには②は生じない。 ①から②を橋渡しし、①から②を生み出す鍵となるのが、「子ど…
授業UDと個別最適な学びの共通点は、「すべての子どもの学習権を保障すること」です。 アプローチが違いますが、「だれひとり取り残さない」という理念を共にもちます。目指すものは変わりません。 我々は、すべての子どもが乗れる文脈を考えることが重要で…
本を買うことは、正に「空間との闘い」です。
「どのように」から「なぜ」へ。
3年生「地域の安全を守る」単元では、消防と警察それぞれの「緊急の対処」「未然の防止」について学習します。 その際、どちらも同じように扱わずにどちらかに重点を置いて学習することが重要です。 例えば、上図②のように消防のしごとは「緊急の対処」を中…
実は4年生は最も選択・判断をするべき場面が多い学年です。 意思決定のプロセスを学ぶということにおいて非常に重要な学年なのです。
教材化しようと思ったときに、こうやって1枚ものをつくって温めておくことが多いです。
ノートでも、タブレットでも、書く内容としてシンプルにこの2つは外せない。
「用語」について敏感になりたいものです。
現在の国立国会図書館国際子ども図書館へ行きたくなりました。
4年生社会科は、実は社会への関わり方を選択・判断する学習が最も多い学年です。 例えば、 ・節水や節電 ・ゴミの減量や水を汚さない工夫 ・災害を想定し、日頃から必要な備え ・地域の伝統文化の保存・継承に関わって自分にできること などです。 4年生のう…
一斉授業の一部を個別にするのは「個別」ではない。 「個別」の概念について捉え直しする必要があると感じています。
ポイントを図式化してまとめています。 ご参照ください。 詳しくはこちらに書いています。 よろしくお願いいたします。 歴史人物エピソードからつくる社会科授業42+α (社会科授業サポートBOOKS) 作者:山の麓の会 明治図書出版 Amazon
とっても気に入っているブックカバーです。 数年前、倉敷の大原美術館にて購入しました。 www.ohara.or.jp
6年生は歴史学習がはじまるころでしょうか。 よろしければこちらをご参考ください。 歴史人物エピソードからつくる社会科授業42+α (社会科授業サポートBOOKS) 作者:山の麓の会 明治図書出版 Amazon 本書は、歴史人物エピソードを中心となっています…
とっても好きな一冊です。 久しぶりに読み返すと心に染みました。 文庫版は、今日が発売日のようです。 表紙はゴッホ(^_^)
われわれ教師は、子どもを理解しようとするために、子どもの事実を根拠に子どもをさぐり続けます。 教育用語としてよく使われる「見取り」は、子ども理解とほぼ同義と考えられますが、教師の働きかけが前面に出る感じがします。 子どもを「見取る」とは、 ・…
「子ども」を主語にすることの大切さが多く語られます。 それはよくわかります。 でもやっぱり、「教師」主語で語るべきことも多くあると考えます。 例えば、自律的な学習者を育てるために、 ① 問題解決的な学習の中にある要所を一つ一つ確認し、方法を教え…
「協働的な学び」としているのは、同じ目的のためにただ力を合わせるということだけでなく、一人一人の個性が生かされ、相互作用をおよぼすような学びのあり方だと考えられます。 他者の個性を認め合い、それらを包括しながら学びを広げ、深めていくことだと…
個別最適な学びにおいて、子どもたちが自律的な学びを進めることが重要です。 しかし、いきなり自律的に学習を進めることは容易ではありません。 次の4点がポイントになると考えています。 問題解決的な学習の中にあるポイントを一つ一つ確認すること 少し…