2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧
若松さんにお声がけいただいて書かせていただいたこの本が発刊からおよそ半年たった。 執筆の際、参考にした書籍は以下の通り。 書くことは読むこと。 いい勉強の機会をいただけて感謝です。 第1章 平野朝久(1994)『はじめに子どもありき』学芸図書 長岡…
いわゆる2年生生活科と3年生社会科の「まち探検」の違い。 同じように行われているけど、そのねらいはまったく違う。 「活動あって学びなし」にならないように気をつけたい。
これらはセットで考えるとよい。
子どもたちが「問い」をつくり出し、自問するのは簡単にできることではありません。 豊田久亀(1988)は、 「教師の発問は、彼らがまだ問う力をもっていないために、彼らの発問を代行する『代理発問』である。発問は子どもが自分で問えるようになることをめ…
学習者主体の授業になると、教師が使う言葉が変わってきます。 例えば、図のような感じです。 これらの言葉は、教師が子どもの前にいる状態から横並びのフラットな状態の時に出る言葉だと考えます。 教師も共同追究者になること。 すると子どもが自然体にな…
子どもたちが環境を活用し、創りだしていくために、教師はどんどん開放していくことも重要です。
復刊の注文受付今日までですよ〜。 こちらはまた「読み込む会」でも扱おうと思います() https://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-220813-7
堀川小学校で校長をされていた竹田正雄氏による、「子供の事実」によって論が展開される確かな一冊。 これは下の3冊と同時に読みたい。
「個」を理解するための子ども研究として重要な一冊。 ちなみに復刻版の序文には、次のように記されています。 「私達の研究は、子どもの育ちの中味を可能な限り深く、細かくつかまえて、何がどう変わるのかが知りたくて、つきつめていこうとしたものである…
今年も国語科のおもしろさを味わわせてもらっています(😊)今井鑑三、よい。子どもの「表現」は、最高。
単元のゴールがはっきりしていれば、子どもたちの学び方も変わってきます。また、いろんなまとめ方があることを子どもが知ることで、自分の学びの文脈に合わせて自分で選択しながらまとめることができます。まずは教師が明示的に示す。これも大切。
重松鷹泰監修の学級経営本。 通して読みたい。 この時代は、研究者が監修して実践者が執筆するタイプの書籍が多い。 その時、だいたい「はしがき」で研究者が実践者の紹介をしている。 それがまた、厳しくも温かく、人間くさくてよい。 研究者と実践者が二人…
次回は「発問」に特化した本書。しかし、言及されるのは発問だけではありません。発問を通した授業観や教材観、子ども観が垣間見られます。そしてこの錚々たる執筆陣。このメンバーが「実践者」として執筆しているだけでもすごいことです。ぜひみなさんで対…
「社会的な見方・考え方」は育成されるべき資質・能力ではなく、授業改善の視点であり、子どもが働かせるべきもの。ただ、「社会的な見方・考え方」は、働かせるものであると同時に、使いながら鍛えられ、洗練させ、より豊かにしていくべきものと考えます。もと…
授業UDは、一斉授業を本気でやって質を高めれば、教えるけどみんなが授業にのれるようにする手立てを幅広く提供できるということを明確にしたと感じています。しかし、それだけではカバーできない子がいるのも事実です。いわゆる2E (twice-exceptional)と…
復刊されたこの一冊、拙著を書く際にもこんな感じで大いに参考、引用させていただきました(^_^) なぜか今手元にないので、届いて再読するのが楽しみです〜♪この機会にみなさんどうぞ。よいものよい文化はみんなで広めていきましょう〜♪注文受付は10日間で…
『村を育てる学力』ではなくて、『村を育てる教育実践』。こちらは埼玉県。16年に及ぶ記録をもとに、生きた教育実践書です。こういう実践記録は宝。
事象理解の3つのベクトル。意識すると、より「見える」ようになります。
教科書の「かくされた問い」を発掘し、どこかに「なぜ?」の問いを入れる。これ、教科書研究・活用としてめっちゃ大事です。
「多くの偉大な発見は、20代になされていますし、少なくともその基礎ができ上がっていなければいけないといわれています。そのための心がけとしまして、何かをする時には、パッと浮かんでくることを書きとめて、終始くふうするといいのです。くふうすれば…
当時の社会科に対する疑問に答える真摯な一冊。「確かなもの」にしていく過程。
教科の見方・考え方は「眼鏡」のようなものだけど、その子の見方・考え方は、その子の「眼」そのもの。「眼鏡」をよりクリアにして、その子が場面に応じていろんな「眼鏡」をかけることで、その子の「眼」が豊かになり、カラフルに世界がみえるようになる。…
戦後まもない時期にこれだけ実践的に整理されていることに敬意しかない。戦後の社会科実践を先駆的にされたからこそ語られるものがあり、見えるものがあったはずです。その何を僕達は感じ、何を引き継いでいくべきなのか。こういう書を読むと、そう考えざる…
増刷(5刷)となりました。皆様のおかげです(^_^)使っていただいた方々に、色々とお声を聞かせていただいています。本当にありがとうございます!発問の分類パターンを機械的に並べているだけでなく、その発問の意味や効果、文脈や背景等も記していますので…
一斉授業を否定しているのではない。一斉授業のメリットを活かしながら、デメリットを超えていこうとするもの。学習者の意思決定を大切にする授業過程を構想するもの。その具体的実践に挑戦したのが本書。 中の「黒」と金文字がかっこいい。
この本もおもろい。 目次見てください。大屋、曽根、林、滝沢、小山…。目次に生徒の個人名がずらりですよw 一人の生徒からはじまる学びがそこに記されています。最近ほんまに思うことですが、一般的な問いよりも、ある子を見ることで生まれる問いの方が、他…
「新しい科学に即応した素材構造に鋭く眼をむけるものではあるが教材構造の名において子どもとまったくはなれたところにおいて、教材とその系列を固定してしまったのでは、真に創造的な人間を育てることはできない。 また、いかに主体的学習、自主的学習、知…
8日(日)14:00~17:00 大阪梅田にて。 少人数開催です。(残席4名) よろしければご参加ください(^_^) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScbrSw_xuyAyG6UtgODnh49XbltgJUBREKttt7u2qDkoHsVuA/viewform
学校をあげての研究の書をよく読みます。何を共に考え、何がされていたのか。学校としてどう子どもを育てていくのか。個人の力だけでなく、所属する場所でどれだけ共に歩み、どれだけ子どもを伸ばせるか。その哲学と知恵、方法を探らねばと感じる日々であり…