社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

授業分析

1419 子どもがする授業

これらの書を読めば、「子どもがする授業」が「結果」ではなく、「過程」だということがよくわかります。形だけを追い求めると形骸化し、本質が見失われてしまいます。これはどの授業実践でも同じ。

1418 授業分析とは

授業分析は、「個」を追究するために行われるもの。

1396 有名実践の実像

有田和正の有名なバスの運転手やポストの授業が、よく取り上げられる発問レベルではなく、指導案、単元、そして詳細な授業記録レベルで記されている、必須の一冊です。

1383 実践者の語る実践者への本

今年も国語科のおもしろさを味わわせてもらっています(😊)今井鑑三、よい。子どもの「表現」は、最高。

1375 事象理解の3つのベクトル

事象理解の3つのベクトル。意識すると、より「見える」ようになります。

1357 真なるもの

「授業分析という仕事は、学校の体制を大きくゆり動かす。これはわたくしたちの最初予期しなかったことである。学校長以下職員の授業を見る目、子どものとらえ方が、飛躍的に深まり、教職員全員の協力(男女、新進と熟練者、教科分担などの区別を超えての協…

1330 記録から感動を

本書には4本の授業記録と考察が記載されています。 その中の一つに、僕が経験した状況とまったく同じ状況の授業記録があります。 「わかる」と共感すると共に、それを著者がどう考察したのか、自分との差異を見ます。 自分にはない捉え方、子どもの見方がそ…

1315 授業分析

木原健太郎(1958)『教育過程の分析と診断』誠信書房 日本ではじめて「授業分析」について語られた書です。 どのような必要感のもと分析が進められてきたのか、どのような方法で分析をされていたのか、まずはそこからあたりたいと思います。 以下は整理した…

1315 授業分析

木原健太郎(1958)『教育過程の分析と診断』誠信書房 日本ではじめて「授業分析」について語られた書です。 どのような必要感のもと分析が進められてきたのか、どのような方法で分析をされていたのか、まずはそこからあたりたいと思います。 以下は整理した…

1315 授業分析

木原健太郎(1958)『教育過程の分析と診断』誠信書房 日本ではじめて「授業分析」について語られた書です。 どのような必要感のもと分析が進められてきたのか、どのような方法で分析をされていたのか、まずはそこからあたりたいと思います。 以下は整理した…

1312 授業記録

1学期、授業動画などを撮っているのなら、夏休みの間に文字起こしをして授業記録を残すことをおすすめします。 その「事実」から、驚くほど多くの気づきが得られます。

1296 授業分析

重松鷹泰・上田薫・八田昭平編(1963)『授業分析の理論と実際』黎明書房 当時大きく取りあげられていた「授業分析」について、理論的に事例的にまとめられた591ページに及ぶ大著。 本書ができるまでに研究者、実践者が共に協力し、約10年の歳月を要してい…

1258 授業分析のはじまり

重松が授業研究に取り組んだのは1952年。(『追悼集p591より』 1954年、重松鷹泰氏が教育研究の一方法として「授業分析の方法」を提唱することになりました。当時、教育方法研究室の助手であった竹中輝夫(1964)は、次のように述べています。 「昭和二九年…

1256  授業分析は子ども理解

「授業研究」の目的は、授業の中で新たな子どもの思考や活動を発見することです。一言で言えば、「子ども理解」です。子どもを新たな視点で捉え直す行為こそが、授業研究の本質であると考えられます。 一般的に「授業分析」と言われると、授業の中での教師…

1250 てまひまのかかること

名著『はじめに子どもありき』を著した平野朝久氏は、『追悼集 重松鷹泰先生』の中で、授業記録から分析する方法のことを 「本当に大事なことは時間やてまひまのかかることなのだと思います。」 と述べています。 やっぱり僕たち教師は「てまひまのかかるこ…

1164 授業研究

授業研究や授業分析に関する本によく目を通します。 2年前、一人一台端末が導入されて様々な形式の授業が行われていましたが(自分も含め)、やっぱり授業の本質や教科の本質についてしっかり捉えたいなと思います。 そういう意味で、どんな形式の授業でも…

1141 生きた授業記録

長岡文雄氏(1976)は、 「1960年ごろから授業分析は活発になり、それがこの15年間で教育研究に果たした役割は大きい」 ということを述べています。 その中で、「授業記録に魅力が欠けている」とも指摘しています。 原因を「記録における教師のつぶやきの不在…

1000 資料にもとづいた個の追究

「授業分析というのは、資料にもとづいた個の追究です。録音や録音から持ち出したものを、一生懸命みて、そうすると、そこに現れてきた児童の個が、みえてくる。また、児童の個がみえなくて、まごまごした自分や、個がみえてきて、それを励まそうとした自分…

843 予想から仮説へ

質の高い自己学習を進めるためには、「問い」を立てた後が大切です。 ただ「問い」を立てればいいというわけではありません。

808 授業デザインとは?

授業デザインということで意味するのは、授業を対話の場として構想するということである。デザインを規定するのは対話である。デザインとは、ひと・もの・こと相互の対話の関係の構想と表現である。したがって授業のデザインは、教師と教材(文化)、教師と…

797 人間が人間らしく生きることのできる社会の追究

長岡(1993)は、「心に残る私の教材研究」として、 ①6年生「東南アジアのゴム」1960年―『授業をみがく』著所蔵 ②6年生「『寄合』の授業」1966年―『子どもをとらえる構え』著所蔵、『考える子ども』52号所載。 ③4年生「高知の二期作」―『授業研究』No9、…

796 教材分析12の視点

【教材分析12の視点】 ①数学の発生や創造について知る ②数学を創造することができる力を育てる ③数学を創造、発展させようとする態度を伸ばす ④数学的な知識、技能を理解する ⑤数学的な技能を駆使できる ⑥数学的な知識、技能を知ろうとする意欲をもってい…

754 授業分析の草分け

授業分析の草分け的存在として有名な富山市堀川小学校。 時を同じくして、実践的で創造的な授業研究を通した学校体制をつくりあげたのが山口大学附属光小学校です。 この時代、各校でどのような実践研究が行われていたのか、しっかり探っていきたいです。

739 共に歩む

最近、この手の学校をあげての研究の書を読み漁っています。 何を共に考え、何がされていたのか。 学校としてどう子どもを育てていくのか。 個人の力だけでなく、所属する場所でどれだけ共に歩み、どれだけ子どもを伸ばせるか。 その哲学と知恵、方法を探ら…

738 授業創造

「新しい科学に即応した素材構造に鋭く眼をむけるものではあるが教材構造の名において子どもとまったくはなれたところにおいて、教材とその系列を固定してしまったのでは、真に創造的な人間を育てることはできない。 また、いかに主体的学習、自主的学習、知…

722 重松鷹泰と授業分析

「授業分析」について考えています。 その行為は当然重松鷹泰を追うことになります。 関係の書は結構集めましたが、読めば読むほどに深く、温かい。 そして味わい深い。 しみじみとした感動が広がる感じ。 結局は「授業分析=子ども理解」。 そして、人間の…

710 授業記録のとり方

折に触れて授業記録をとりますが、どのレベルで授業記録をとっているのか、自覚的になりたいです。 そして、その授業記録をどこでどのように何のために使うのかまでを含めて考えていきたいものです。 〈1〉〜〈4〉までのレベルがありますが、とりあえず〈1〉…

706 授業分析

木原健太郎(1958)『教育過程の分析と診断』誠信書房 日本ではじめて「授業分析」について語られた書とされています。 どのような必要感のもと分析が進められてきたのか、どのような方法で分析をされていたのか、まずはそこからあたりたいと思います。 以下…