社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

483 『写真で授業を読む』シリーズ

お気に入りのシリーズ。 「読む」と言うより、「感じる」ものです。

482 教科書の活用場面

子どもが教科書を活用する場面について、次の四つに分けることができます。 教師の指示あり 授業中 A 授業外 B 教師の指示なし 授業中 C 授業外 D Aは、教師の指示により、授業中に活用するタイプ。教科書記述を読みとったり資料を確認したりすることが中心…

481 『じんかん』

松永弾正久秀。 シビれました。

480 発想

「追い風が吹いていたら、帆を上げよう。 風がなければ、自ら漕ぎ出そう。 向かい風が吹いてきたら、回れ右をしてみよう。追い風に変わるから。」

479 子どもの教科書活用の視点      

子どもたちが教科書を活用する際の視点として以下の4点が考えられます。 ① 興味関心や「問い」を引き出す ② 学び方を取り出す ③ 自分の考えの理由づけをする ④ まとめや表現活動の参考にする ①興味関心や「問い」を引き出す 教科書の各単元末には「広げる」…

478 「村の5年生」は今…

『村の五年生』に登場する子どもたちが30年後にどうなったのか。 当時の実践からどのような影響を受けたのか。 そういうことを検証していることがほんと尊いです。 今は「村の5年生」の方々は70歳以上…。 歴史を感じます。 ところでこの号(No.301)の…

477 「西陣織」実践はなぜ有名?

西陣織の実践は様々な所で引用されたり分析されたりしています(『社会科教育』誌や社会科論文等)。 なぜそのように記憶に残っている実践なのか、優れた実践とされているのかがずっと気になっていました。 2020年8月に、仲間内で「西陣織」の実践を読見込…

476 雑誌の連載

雑誌のおもしろさの一つは「連載」です。 ある話題に絞って同一著者が書いているからです。 興味あるトピックの論考をまとめて読むことができます。 僕は、連載のみを抜き出してデータとしてまとめて記録しています。 例えば、 1986年度「社会科教材の見方・…

475 教科書活用の留意点

溝上泰氏(1980)は、教科書を十分に活用し、授業に生かし、社会科のねらいを効果的に達成するための留意点として以下の4点を挙げています。 ① 社会科の教科書の性格の理解 ② 何のために教科書を使うのか ③ だれが教科書を活用するのか ④ どのような場面で教…

474 逞しさ

どんな子どもに育ってほしいのか。 「逞しい」 子どもです。 自分がそうだと信じている場面が批判的に捉えられた時、立ち止まり、ふり返り、自分の甘さを受け入れた上で前へ進むことができる。 そんな「逞しさ」をもつ子でいてほしいです。

473 デジタルにおける資料 

デジタルでロイロに資料を送ることのよさ。 ・紙媒体のように配る時間と手間が省ける。 ・簡単に書き込みできる。 ・自分が見つけてきた他の資料を挿入できる。 ・一覧で他の子のものと比較できる。 明示化、共有化が促進されます。 ノートと併用するとさら…

472 創刊号

『教育科学 社会科教育』の創刊号。 「’社会科教育創刊’に寄せて」を読んでいると、熱い気持ちになり、何だか元気が出てきます。 当時、「今さら社会科など」という声もある中、よくぞ発刊してくださったと、心より感謝。 樋口氏のお父様も寄稿されていると…

471 『教育科学 社会科教育』

ようやく見つけました。 ほしかった『社会科教育』。 すべて「教科書」についての論文が書かれている号です。 この頃(80年代あたり)の社会科はほんと元気。 実践が元気だから研究も進んだのか。 研究が進んだから実践が元気だったのか。 いずれにしても…

470 「色」で可視化

ベン図で地域の水産業と全国の水産業を比較しています。 ※削除 この子は「目に見えるもの」(事実)を赤色のカードに書いています。 逆に「目には見えないもの」(概念的知識)はピンク色のカードに書こうとしています。 この場合、当然赤色のカードが多く並…

469 戦後教育

・昭和22年(1947年)1月16日 ・港区立桜田国民学校 ・2年生教室 「郵便ごっこ」 何のことかおわかりになりますか? 実は、戦後、日本ではじめて行われた社会科授業の日、場所、内容のことなのです。 授業者の名前は「日下部志げ(当時49歳)」 日本ではじ…

468 異学年間における知識の適用

学年が違っても適用できる学習はありますが、学年をまたいでいるため、この場合の適用は非常に起こりにくいと考えられます。 教師が系統的に適用できる場面を把握しておく必要があります。 例えば4年生の「ごみのゆくえ」の学習で、子どもたちは廃棄物の適…

467 ベン図で事例の比較

授業で学習した地域の水産業がさかんな地域と、教科書に掲載されている水産業がさかんな地域を比較しています。 今回はベン図を使用しました。 が、もう少し観点を整理した方がよかったなぁ、と反省です。

466 科学的探究

いい本が出ました。 森分氏(1978)の理論をわかりやすく解説し、また新たな解釈と理論を生み出されています。 昨今、学び方(学習方法)についての実践は多いですが、科学的な探究がなされているかというと、必ずしもそうとは言い切れません。 今正に、40年…

465 指導案の「学習活動」

指導案の「本時の展開」で「学習活動」を書きます。 その際の留意点があります。 主語は「子ども」で、 「外から見える子どもの姿で書く」 ということです。 例えば、 ・発表する ・話し合う ・読む ・書く ・聞く ・作る などが考えられます。 「子ど…

464 『エミリの小さな包丁』森沢明夫

これもいいお話でした。 森沢作品は、他の作品とつながる「もの」や「場所」や「人」がいつもちりばめられています。 もちろん今回も…。 「わたしには武器がある」(プロローグ) 「武器」かぁ。 自分の「武器」は何なんだろう。

463 「歴史」をみる

善いもの(文化)は人間が善さを求める中で当然のごとく発展していきます。 しかし、同時に「これが本当に善いのか」と当初の目的にかえるという考え方が必要となります。 これが「円環思考」。 つまり、「円環思考」とは、「善さの吟味」の力を養うことです…

462 スキマ時間読書

通勤で駅から職場まで15分ほど歩きます。 その間に信号が2,3あります。 赤信号で待つ時間がけっこう長いんです。 待っている時に本をさっと読みます。 読むと言うよりもちらっと目を通すぐらいですが。 でもそれだけで刺激を受ける時があります。 その刺…

461 本棚雑感記

大きな本棚が届きました。 おそらくこれで最後。 迅速丁寧に運んでくださり感謝です。 これで本の空間は安定しそうです。 今回、本棚探しから実際に設置してみて気づいたことがいくつかあります。 A4サイズが入る棚が重要。意外と多い、A4サイズの本や書類。…

460 本で床が抜けたら困る

真剣にこの本を読み始めました(笑)

459 『がいなもん 松浦武四郎一代』河治和香

探検家で蒐集家であり、アイヌへの愛に溢れた人間臭い松浦武四郎の物語。 好奇心の塊だった松浦武四郎に、こちらの好奇心もくすぐられます。 読んでよかったと思える書籍でした。

458 「学習内容」と「学習方法」を分けて単元をふり返る

【ふり返る】 ロイロで単元のふり返りをしています。 「学習内容のふり返り」と「学習方法のふり返り」です。 このような形でふり返るのははじめてなので、ある程度視点を与えました。 いずれ、これらの視点も自分たちでつくって学びを進めてほしいものです…

457 雑誌のススメ

雑誌こそ本棚に並べるに越したことはありません。 雑誌の背表紙にはその号の特集が書かれています。 それをざ~っと眺めるだけでもその時の傾向ががよくわかり、おもしろいです。 そして、自分が今気になって考えたいことや問題意識と合致している号があれば…

456 本と本棚

本の「読み方」が変わったと思います。 「読み方」というか、本に対する「考え方」かもしれません。 日々、結構本が届きますが、それを全て読もうとは思わなくなりました。(小説は別) 以前は買った本を読めていない自分が嫌になったりもしていました。 それ…

455 筑地久子氏のカルテ

築地久子氏関係の書籍はいくつか見かけますが、筑地氏の単著はこれだけでしょうか。 それだけに、筑地氏の生の言葉が綴られています。 圧倒的に「個」を見る力。 それは、詳細で継続的な「記録」からきています。 教育の中にiPad等が大きく普及するようにな…