学級経営
丁寧に、「敬意」をもって子どもとかかわりたい。
子どもとの出会いはゆとりをもって。 「与える」よりも「受け」を愉しむ。 「やりとり」を愉しむ。 そのために ・やるべきこと ・やりたいこと を厳選し、休み時間のようなフリーの時間を多くとること。 よくふれあいよく様子を見る。 新たな「子どもの世界…
木下竹次の下で「学習法」の実践を進めて学習指導や学級経営の在り方を探究した清水甚吾。当時、「奈良の学習法」を具体的に示す代表的著述として全国に普及した一冊です。
重松鷹泰監修の学級経営本。 通して読みたい。 この時代は、研究者が監修して実践者が執筆するタイプの書籍が多い。 その時、だいたい「はしがき」で研究者が実践者の紹介をしている。 それがまた、厳しくも温かく、人間くさくてよい。 研究者と実践者が二人…
社会科の授業をしている時によく思うことがあります。 社会科は子どもの生活経験がより表れ、その子「らしさ」がよく出る教科だということです。 その子「らしさ」を出すには 〇十分に対話する時間とゆとり〇おもしろいと感じる「感度」 が必要です。 十分に…
環境の多様と言ふことは、文字通りに、デパートメントストアの中に、子供を立たせることであってはならない。デパートメントストアの中では、子供の欲望は限りなく、そそられる。子供の神経はいらいらと動く。でも一つとして、子供の魂を動かすやうな偉力は…
学級活動の内容(1)と(2)(3)の大きな違いは、解決方法の決定にあります。 本書には、各月末にそれぞれの違いが明確にわかるように板書つきで実践例を掲載しています。
「人は環境に支配され、環境を創造いたします。特に児童は環境に活きる力が大変強いように思います。」「経営が固定し環境が静止する時、教育効果も沈滞いたします。」これまで環境に無関心で直接的に知識の伝達に満足してきた教育にメスを入れるかの如く、…
ちょうど新しいスタートの日に。 みなさん、ぜひ遊びにきてください() 愉快な仲間達とお待ちしています♪ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 執筆者は、管理職、教育委員会、公立、私立、様々な立場、様々な分野を専門としているメンバー 立場や環…
「美しさ」が重視されていたことがよくわかる。「個性」という語が多く登場するのも印象的。澤正、『学級経営』に継ぐ1917年(大6)の著。
これが「学級経営」という名がついた史上初の書。 とされている。
届きました。 チームで書いた本。 これはめっちゃ嬉しいですー♪ よろしければぜひお読みください() 大切なのは3月からの準備、見通しとゴールイメージ♪ 少しでもお役に立てると執筆者一同幸せです。 以下、本書の「はじめに」より。 ーーーーーーーーーーー…
Amazonでも予約が始まりました。 まずこの本は、プロットを練りに練りました。 「プロット会議」を何度も経て、当初あった多くのプロット数から厳選されたものが残りました。 それでもかなりボリューミーですw シリーズの中では最も頁数が多くなっています…
集団で生活していれば必ず問題は起こります。 問題が起こることが悪いことではありません。 問題を解決する方法を教えないことが問題です。 子どもたちは、問題を自分たちの力で「乗り越えることができた」と実感したときに、自分の成長を実感します。 適切…
子どもは、経験もなしにつながることはありません。 子ども同士の信頼を築くには、それなりの経験が必要です。 日常生活や学級活動、学校行事などの特別活動での経験が考えられます。 しかし、学校生活の中で子どもたちが最も多い時間をすごしているのは授業…
「学級集団」を支えているものは「ルール(共有された行動様式)」と「リレーション(あたたかな感情交流)」です。 「やってはいけないこと」と「やるべきこと」を教え、身につけさせます。 しかし、「ルール」は勝手に確立されません。 集団の中で作り上げ…
赤坂真二(2020)は、下図のように、学級集団育成の手順として、 「①教師のリーダーシップ」 「②子ども相互の良好な関係」 「③学級機能」を挙げています。 ①では、子どもとの信頼関係を築き、それに基づいた教師の柔軟なリーダーシップを発揮することが求め…
河村茂雄(2012)は、学級集団の必要条件として、「ルールの確立」と「リレーションの確立」を挙げています。 「ルールの確立」とは、「集団内に、規律、共有された行動様式がある」という状態です。 ルールは、学級の全員に理解され、定着していることが必…
「よい」学級とは?と訊かれると、何と答えるでしょうか。 「よい」という中に様々な要素があるので難しく、簡単には答えられません。 そこでまず逆に、だめな学級から考えてみました。 だめな学級には「〜するべき」があふれている気がします。 そこでは、…
若い頃、年度のはじめに子どもたちに宣言することがありました。 「私も1年間必ず続けるものをつくるから、君たちも何かつくってほしい」と。 その続けるものとして、次の3つを挙げていました。 ① 毎日「本日の話」をすること ② 毎日学級通信を書くこと ③ 毎…
学級経営についてまとめるにあたり、以下の書籍を読み返しています。 小西健二郎(1955)『学級革命』牧書店 高津勉(1961)『黒潮のはてに子らありて』鏡浦書店 中山智子・重松鷹泰(1969)『赤とんぼ学級の成長記録』黎明書房 徳永康起編(1970)『教え子…
イケイケドンドンだった自分の学級経営を大きく変化させた理由を言語化してくれているような書。「何を大切にしたいのか」という考えで授業も変わってきます。ICT端末の普及は、このような子達を輝かせ、豊かにするためにもあると強く思います。 外交的な人…
社会科の授業をしている時によく思うことがあります。 社会科は子どもの生活経験がより表れ、その子「らしさ」がよく出る教科だということです。その子「らしさ」を出すには 〇十分に対話する時間とゆとり 〇おもしろいと感じる「感度」 が必要です。 十分に…
幸福感 「幸せ」は人それぞれで感じ方も違いますが、「人とのふれあい」から幸せを感じる人は多いでしょう。 また、みなさんが教師として「幸せ」を感じる時とはどういう時でしょうか。日々の生活の中で子どもたちとの豊かなふれあいが生まれたときに「幸せ…
よくある光景 ゲームのグループづくりの時にグループに入れずに困っているAさん。 まわりをキョロキョロしていますがどこかのグループに自分から入ることもできません。 よくある光景です。 こんな時はやっぱり教師の出番…。 いえ、ちょっと待ってください。…
PC内を見ていたら、「学級開き」について書いている過去の記事が見つかりました。 以前は「学級開きに何をしようかな?」とずっと考えていました。 でも今は、特別な演出は何もしません。 とにかく手順を踏んで、丁寧に、丁寧に、、、、。 いつになく丁寧に…
「コアクオリティ」と=その人が持ってる特性や長所。強み。 〈準備物〉 18cmの紙皿(例)ドンキで30枚150円程度で購入 ネームペン 色鉛筆 〈やり方〉 中央に自分の名前とマークを書く 紙皿を回す 回ってきた紙皿にその子のコアクオリティを書く ど…
「記録をとる」という意識が働けば、必然的に子どもをよく「みる」ようになります。 その場、その瞬間の子どもを「点」として捉えることはもちろんですが、継続的に「線」として捉えるようになります。 また、じっくりと「みる」という心理が働きますので、…
よい学級 だめな学級 「よい」学級とは? と訊かれると、何とこたえるでしょうか。 「よい」という中に様々な要素があります。 だから難しい。 まず逆に、だめな学級から考えてみます。 だめな学級には「〜するべき」があふれています。 そこでは、子どもた…