2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧
雑誌には、「永久保存号」が存在します。これは、正にその中の一つ。視点は人それぞれだけど、みんなでそういう号を集めたら面白いだろうな、と思っています。みなさんにとっての「永久保存号」があればぜひ教えてください。
実践記録は、教師の綴方だと考えている。子どもたちの綴方が、子どもたちの生活の記録であるところにそのねうちがみとめられるように、実践記録は教師の生活記録であるところにねうちがある。もちろんここでいう生活とは、教育実践を中核にして、そこにぶつ…
「授業」とその中にあらわれる「子ども」の様子を真摯に描いた書。一つの授業を丁寧に分析することで、新たな子どもを発見していく過程が記されています。見える事実から子どもの思考や感情を読み取ろうとする眼をもつことの大切さがよくわかります。
「社会科にチャレンジ 社会科で身に付けさせたい力~単元の入口から出口まで~」 会場で、オンラインで、お会いしましょう! このメンバーなので、きっと楽しくぶっこんだ会になるでしょう(^_^) 以下、日文さんより。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー…
【第68回 社会科の本を読みこむ会のお知らせ】拙著の読み込む会です。いつも少人数であーだこーだやってます(^_^)お気軽にご参加ください! 以下、石元さんより。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今回は、近日発刊予定の宗實氏の書籍です。宗…
このシリーズもおすすめ。独特の装丁デザイン。またそれぞれ紹介していきます。
発足の会です。 ぜひみなさんご参加ください(^_^) ------------申し込みはこちら↓↓↓---------- 申し込み▶︎▶︎▶︎ https://forms.office.com/r/uctzx2t8SK 会員募集▷▷▷ https://lin.ee/iwWtjjn LINEで情報発信します。 #KETA #関西教育工学研究会
「授業実践」「授業研究」「授業分析」について、時間をかけてまとめている最中です。先行研究や先行実践を確認しながら、子どもの事実から客観的に文章化を試みています。 そもそも「授業実践」したり、「授業研究」したりするにあたって確認するべきことは…
上田薫(1958)は、社会科と生活綴方の共通点を挙げています。 ・生活綴方が子どもの具体的な生活に基盤をおいているということ ・子どもの主体性が確保されているということ ・つねに動く不安定のなかに、そのまま安定を発見するということ です。 生活綴方…
今年は少人数参加での開催。 先着順です。 生で子どもの事実を見ていただき、顔を合わせて皆様と対話したいと考えています。 研修テーマは 「“Mastery for Service”の体現 ~「個」が活きる関わり合い~」 全学年協働研究による11本の授業公開。 ご講演は奈…
書名も装丁も、もちろん内容も、よい。
霜田一敏教授退官記念の書、非売品です。 冒頭より有田和正氏の論文です。 お二人の出会いから、有田氏のはじめての著書出版『市や町のしごとーごみの学習』が生まれるまでのいきさつなど、非常に興味深く読むことができます。 それらエピソードにはさんで、…
すごい一冊が届いた。こんな表紙見たことない(^_^;)掲載されている人物や当時の様子の写真ががすごすぎるwこういうの、貴重な資料だよなぁ。地域の偉人について子ども達といっしょに追究したい。
「生活科は、子供が身近な地域で、見る、調べる、作る、探す、育てる、遊ぶなどの活動や体験を存分に行い、子供の中に「ふるさと」を育てる教科」(嶋野道弘(1996)『生活科の子供論―1人1人が輝いてみえますかー』明治図書.p147) ほんまそうだよなぁ。 …
「いくらよい授業をしても、授業だけで終わってしまったのでは、子供はやがて授業からも教師からも離れてしまう。」嶋野道弘(1996)p132 そう、授業は学習のきっかけにすぎない。だから、1時間の授業だけを参観して「善し悪し」を検討するのはもうナンセン…
「子供はだれでも美しいものを見れば、自ずと美しいと感じるようになるものではない。幼い頃にそばにいる大人が、美しいものを『美しい』と感じとらせなければ、美しいものを見ても『美しい』と感じるようにならないといわれる。」嶋野道弘(1996) だから教…
明治図書さんより新刊を出させていただきました。 2冊同時発刊です。 ビートルズの青盤・赤盤じゃないですが、〈理論編〉の「青版」と実践編の〈赤版〉で覚えていただけると嬉しいです(^_^) ■〈理論編〉 僕は新しく物事を考える時に「そもそも何なのか?」を…
「子供がここにいても、子供がここにいないことがある。子供がここにいないのに、子供がここにいることがある。」 嶋野道弘(1996)『生活科の子供論―1人1人が輝いてみえますかー』明治図書p13これ、ほんとそうだよなぁ。本当に「子どもがいる」とはどうい…
『進みつつある教師のみ人を教うる権利あり』 ドイツの教育学者ジステルエッヒの言葉です。 『現状維持は退化』という言葉があります。 厳しい 言葉ではありますが、我々教員が進んで伸びようとする姿に子どもは感化されます。 教師は子…
東井義雄・八鹿小学校(1967)『「通信簿」の改造』明治図書 これは当時の状況の中では画期的な一冊だと感じています。 無論、通信簿について書いた本ではなく、子どもの見方や子どもをどう捉えるかについて書いた本です。
先日、東井義雄の話でもりあがったので読み返しました。 東井の原点、土生が丘(はぶがおか)。 記念館に行けば色々とわかります。 東井義雄についてまだまだ何もわかっていないこともわかります。 なぜ『村を育てる学力』の発刊が1953年なのか。 『培其根』…
「大正の日本教育はステキでした。教師たちは財布の底をはたいて本も買いました。本屋に借金のあるのは教師の誇でした。外や上からの圧迫はひどかったが、内は燃えていました。」by小原國芳(1972) 50年後、100年後に、今の教育もステキだっていわれるよう…
「学習は生活の為めに自ら生活することによつて自己の生活の発展を図つて行くことである。」木下竹次(1972)『教育の名著8 学習各論(上)』玉川大学出版部.p21 これ、『学習原論』では明確に定義されていなかった気がする。『学習各論』もしっかり読み込ま…
自己を発展させる六相。・社会的形相・道徳的形相・科学的形相・経済的形相・芸術的形相・宗教的形相これらの濃淡は人によって違う。この六相をもって子どもの成長や人格の発展にアプローチするとよさそうです。探ります。 木下竹次(1972)『教育の名著8 学…
加藤幸次(1982)は、指導における教師の役割は、相撲における「行司」の役に徹することだと述べている。 おもしろいなぁ。
いろいろと考えるけど、図の右側の度合いが大きくなってきている感じがあります。 でも、やっぱりバランスだよなー。 具体的な場面と照らし合わせて考えたい。
上田薫(1974)は、授業研究を行う際に、授業観の改革と「立往生」の研究の必要性を説いている。「『立往生』を評価できないような授業観でいくら授業研究をしてみたってむだだということである」とさえ述べる。 「立往生」とは、辞書的には「身動きが取れず…
再読した書。生の実践記録の数々。加藤賀一はけっして著名な方ではないでしょうが、僕は本当に好きです。氏の人柄と誠の心が書の言葉の数々から十分に伝わります。何が大切かを教えてくれる。派手さなんて一切いりません。ただ地道に誠実に。そこに教育の本…
よい授業を行おうと思えば、よい教材の存在が必須であり、その教材を生かすためのポイントのひとつは、教師が直接子どもたちに働きかける「発問」である。 しかし、「発問」を授業技術として単独で捉えようとするだけでは、正確に「発問」の構造や機能を明ら…
「真の子ども発見は、教師の自己否定・自己変革をともなうものなのだろう。」竹沢(1992) 自分を変えずして、子どもを「発見」しようなんて、なんとおこがましいことか。 変わるのは、自分。 変えるのも、自分。