教科書
先ほどの「深い学びの余白」で触れたように、学びにはあえて“余白”を残すことが大切です。その視点で考えると、教科書や指導書とのつき合い方もまた同じだと思います。整然とした仕組みがあるからこそ安心できますが、そこに縛られすぎてしまうと、子どもが…
授業づくりにおいて、教科書は「使うもの」なのか、「教えるもの」なのか―。この問いに向き合うとき、教科書そのものがどんな役割を果たしているのかを捉え直すことは、とても大切です。 『初等社会科教育』(井田仁康・唐木清志編著)では、社会科教科書の…
「どのように?」で事実を把握し、「なぜ?」でその背景や意味を探ることで、知識は単なる断片ではなく、“つながった思考”として深まっていきます。 「なぜ?」という問いは、子どもが世界を意味づけるための“鍵”です。だからこそ、授業者はその鍵を、教科書…
よろしければご参加ください。 いっしょに考えましょう^_^
5月24日(土) オンラインにて。 よろしければご参加ください^_^ 以下、事務局より。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 【緊急開催】「授業を面白がる会」オンラインセミナー開催 ※見逃し配信あり(配信後2週間) 昨年盛岡で行ったセミナーで、「教科…
◼️「終わらせなければ」が生まれる構造「教科書を終わらせなければ」という意識が強まる背景には、学校という組織がもつ文化的な構造も無視できません。その一つが、いわゆる“プロパー制”です。たとえば、ある学校に長く勤めてきた教員が評価されやすい、い…
教科書の活用についての問題意識は、決して近年に始まったものではありません。すでに戦前の時代から、教科書をどう扱うかという視点は議論されてきました。 たとえば、木下竹次は『学習諸問題の解決』(1927年、東洋図書)の中で、教科書のあり方について次…
1ヶ月後はこちら。 以下のような考えなどをもって、会を構成しようと思っています。 よろしければご参加ください^_^ https://senseiportal.com/events/85563?fbclid=IwY2xjawKEx1hleHRuA2FlbQIxMQABHkx_-oztRWD5O0TO-zwm0U7rMFQd6uUNYp6xFKJQqo1wXiEk3oi9RJk…
6月は盛岡にて三浦のあんちゃんと。 以下のようなエピソードを踏まえて 「教科書活用力が育つことで得られる10のメリット」 あたりについて言及しようかなと思います^_^ https://senseiportal.com/events/85563 ーーーーーーー みなさんは新任のころ、「教…
みなさん、そろそろ教材選ばれている頃でしょうか? 「新学社」さんの社会科資料集(5,6年)を採択していただくと、「糸井登・佐々木潤・阿部隆幸・宗實直樹」の4人で2年間練ってつくりあげたパワポがもれなくついてきます^_^ できるだけ資料集に沿って…
岡崎先生からお聴きする、そもそも教科書とはの話、これからの教科書活用と目指す深い学びの話が楽しみでなりません^_^僕は、子どもと教科書を分析することで子どもが見えるようになったこと、そこから教科書をつくりたいとなった経緯などをお話します。教科…
全3回にわたる教科書活用セミナーがおわりました。 ご参加いただいた多くのみなさま、ほんまにありがとうございました! 長きにわたり事務局を担ってくださったお二人には感謝しかありません! 僕自身、「教科書」について再度捉え直す機会をいただき、色々…
今週11/9(土)はこちら! 最近教科書に関する話題が多くあがります。 必要感があるにもかかわらず、あまり語られないところかもしれません。 社会科好きな方は自分で教材つくりますもんね(^_^;) でも、教科書の内容もすぐれた教材です! 今回は、「教科書と…
5年前に取り組んでいた教科書研究を、改めて勉強し直しています。 独自の色が強い社会科授業ももちろん価値がありますが、誰もが実践できる、持続可能な社会科授業も大切だと感じています。 そう考えると、やはり教科書をどのように活用するかが鍵になると…
昨日、熱量の高いみなさまのご参加で、共にじっくり考えることができました^_^ ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました! 7月28日(日)まで限定で見逃し配信を行っています。 そのおかげもあってか、ありがたいことに講座後もお申し込みをいただ…
第1回目は今週土曜日!ぜひ共に教科書を「分析」しましょう^_^
こんな企画を立てていただきました^_^ 先日の岩手の会で、「おもろくない授業とは?」と質問され、その一つに「教科書をそのまま教えるだけの授業」が思い浮かびました。 僕の初期の社会科授業が正にそうだったからです(^_^;) そんな話ももちろん盛り込みま…
教科書の「かくされた問い」を発掘し、どこかに「なぜ?」の問いを入れる。これ、教科書研究・活用としてめっちゃ大事です。
谷川彰英氏(1989)は、以下のように社会科教科書の機能を6つに分けています。 これらの機能に着目しながら教科書を読むことが重要です。
子どもの教科書活用としてはA→B→C→Dにいくほど主体的なものとなります。 スモールステップを踏みながら、子どもが教科書を効果的に使えるようにしたいものです。