2021-01-01から1年間の記事一覧
教師は職業意識が強すぎて、たえず子どもに何かを教えようとしたがる。子どもが迷惑をしていることがわかっても、「これだけは教えたことにしないと自分の責任ははたせない」と、子どもを自分につきあわせてしまうことさえある。 長岡文雄(1977)『子どもの…
北俊夫(1993)は、『社会科〈関心・意欲・態度〉の評価技法』の中で、次のように述べています。 「(子ども一人ひとりを生かす)ことを実現するためには、従来の授業に対する固定観念にとらわれず、子ども自らの考えや問題意識に基づいて、自らの考えや学習…
今日はこちらのイベント。 めっちゃ楽しみです(^_^) でも、僕は所用があり参加できません…。 年末、そういう方も多いのではないでしょうか? なんと、当日参加できなくても、後日「アーカイブ視聴」ができるようにご配慮いただいているそうです。 ありがたや…
自ら主体的に学ぼうとする自己学習力が必要となります。 自己学習力は、個人が問いをもち、個人の学習方法で追究していく力のことです。 北俊夫(1996)は、 「いまや学校教育に求められていることは、学校での学習を主体的に学ぶだけでなく、一人の人間とし…
すっきりした子どもたちにするために、わたくしたちは、子どもたちを孤独にし、またその孤独にたえ、さらにその孤独をたのしませることが、必要ではないかと、考えている。 ー重松鷹泰(1949)『学習研究』12月号よりー
「学活は席替えとか係りとか班決めとか、お楽しみ会しました」 「だいたいがドッチボールをして遊んでいました」 といった表記をネットで見かけました。 特別活動はどの時代も「何をするか」以前に「何のためにするか」ということが最も考えてこられなかった…
長岡文雄(1972)は、「考えあう授業」について、次のように述べています。 考えあう授業は、教育の便宜上として存在するものではない。人間となるには、自分らしく考えることを学ばねばならないし、人間として生きるには、他とともに考えあっていかねばなら…
中内敏夫氏の教育学三部作。 よき書です。
長岡(1993)は、「心に残る私の教材研究」として、 ①6年生「東南アジアのゴム」1960年―『授業をみがく』著所蔵 ②6年生「『寄合』の授業」1966年―『子どもをとらえる構え』著所蔵、『考える子ども』52号所載。 ③4年生「高知の二期作」―『授業研究』No9、…
【教材分析12の視点】 ①数学の発生や創造について知る ②数学を創造することができる力を育てる ③数学を創造、発展させようとする態度を伸ばす ④数学的な知識、技能を理解する ⑤数学的な技能を駆使できる ⑥数学的な知識、技能を知ろうとする意欲をもってい…
長岡(1977)は、「子どもの力」を「子どもが主体的に外界に働きかける力であり、働きかけて、自己を変革していく力」と説明しています。 その力を育てようとすれば、子どもがどう育っていくのかを探ることが必要です。 つまり、徹底的な「子ども理解」、と…
「個」を徹底的に追い続けること。 これを抜きにして個別最適な学びは語れないと思っています。
個別最適が言われるようになった背景の1つにGIGAスクール構想があります。 「一人一台端末」だから個別の意識が強いですが、端末は協働を促し、学びをつなげるためのツールと捉えた方がよいでしょう。
ただ知識獲得をねらっているのではなく、思考力を鍛えることにねらいを定めたゲーム集。 ゲームをするだけでなく、ゲーム後の「ふり返り」の重要性も説かれています。 もちろんなぜ社会科でゲームなのかも。 そのあたりがただのゲーム集やアクティビティ集と…
旅行などの時に必ず寄る場所。 道の駅「で」いつも教材を探しているが、 道の駅「を」教材化にしたい。 ずっとあたため中。
本書の価値は、授業づくりについて四つのレベルに分け、詳細に論じられていることです。 「まえがき」には次のように書かれています。 「授業づくりにおいて、教師は、まずレベルの異なる次の四つの問題領域を自覚的に区別すべきである。 (1)教育内容(何…
創刊号の3冊。 「はじまり」から学び、感じ取ることは多いです。
『3は発想のマジックナンバー』という書籍の紹介です。 飛岡健氏が著した1993年発刊の書。 おもしろいです。 いつも自分が何気なく生活しているが、「3」とういう数字を無意識のうちに使っていることに気付かされます。 例えば、授業においてもそうで…
読んでいて、こういうのがほんまもんの「実践」なんだなぁ、とつくづく思います。
荒木飛呂彦氏は「天才」で、漫画作品は「芸術」だとずっと思っていた。 その理由がよくわかった。 「ジョジョ」ファンなら没頭して一気読みですw
ある授業の中で、アーティストによる芸術作品と、子どもの造形表現とを結びつけることから多くのアイデアをいただけた。 おそらく、そういった活動は子どもにとって「おもしろく」「意味のある」活動になる。 そこにはアーティストのアイデアや創造性、独創…