社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

582 共有化のベース

共有化を行うベースとなるものは、「安心感」です。 「何を言っても受け止めてもらえ る」 「間違えても価値づけてもらえる」 「分からなくても助け合える」 このようなことを子 どもたちが感じているかどうかが重要です。 そのために、誰でも自由に話せる雰…

581 提案する社会科

もっかい勉強し直そうと思って再読。 やっぱりいい本。 書籍に書いてある実践の元をたどって雑誌も確認。 なるほど、確かにこの選択・判断の方法はいろんな場面で汎用的に考えることができそうです。

580 共有化の確認

授業の最後には、共有化が図れたかどうかを確かめる必要があります。 書く、話すなどの表現を、一人ひとりにさせることが望ましいです。 そこでのポイントは、 ①獲得するべき概念等の知識 ②新しい気づきをくれた友達の名前 が表現されているかどうかです。

579 ⑫2003年1月17日(金)「ラ・パスの夜」

朝のバスでラ・パス(ボリビア)に出発! バスに乗って少し走ると、バスを降ろされる。 出国審査のようだ。 それが終わったら歩いて門をくぐり、ボリビア側で今度は入国審査を。 そこのおじさんに「ブルース・リー?」ときかれる。 「違います。」 コパカパ…

578 武藤文夫

武藤文夫氏の書籍、すごくいいです。 実践者に敬意を持ちながら、研究者としての鋭く深い論の展開。 骨太でめちゃくちゃ勉強になります!

577 実際に行って判断する

*1 / 8px; position: relative; overflow: hidden; box-sizing: border-box; --t68779821: 0 1px 2px var(--shadow-2); box-shadow: 0 1px 2px var(--shadow-2); font-family: inherit;"> 2年前の実践です。 兵庫県の城崎を事例にした授業。 伝統的な町並み…

576 『納得の構造』

確実なデータに基づいて、様々な「納得の構造」について日本とアメリカを比較しながら著された良書です。 なぜこの本を再読しようと思ったのかは、昨日のUDカレッジ(社会)の中で、しきりに「なぜ?」と「どのように?」についての論考が話されていたからで…

575 ものをつくる授業

1975年の書。 人間が道具や他のものを生産し、それをつかって働く。 人間にとって本質的なものが労働生産。 労働生産を本質的な特徴に子どもたちにつかませることを社会教育の基本目標に据える。 人間社会の基礎は労働にある。 そういうことがとっても大切に…

574 村山槐多の衝撃

今日は村山槐多氏のご命日(1896年9月15日 - 1919年2月20日 22歳) 氏の絵は僕に大きな衝撃を与えました。 この本を手にとった瞬間、猛烈に氏の絵を観たくなりました。 2年前、行きました。 今でも衝撃的に覚えている展覧会でした。 いつも猿といっしょです…

573 豊かな発言

豊かな発言内容にするために、日常の経験を挟むことが重要です。

572 旅日記⑪2003年1月16日(木)「アマンタ二島 年に一度のフェスティバル」

今日はアマンタ二島年に一度のお祭りの日。 本当にラッキーな日にあたった。 パチャ・ママとパチャ・パパという2カ所の山の頂で行われる。 朝から降り続いていた雨も上がり、絶好の祭り日和となった。 どこからともなく賑やかな音楽が聞こえてくる。 各村に…

571 俊彦窯 黒釉面取湯呑

俊彦窯の清水俊彦氏は作品に銘をほぼ入れない。 これには訳がある。 氏の強い信念の表れ。

570 社会科教科書の機能

谷川彰英氏(1989)は、以下のように社会科教科書の機能を6つに分けています。 これらの機能に着目しながら教科書を読むことが重要です。

569 感覚の活用

社会科では、言葉のやり取りや、視覚情報の読み取りなどを通して理解を促す学習が多 くなります。 しかし、音声言語や視覚情報による認知的な理解だけでは困難さを感じる子どもがいます。 そこで、身体や感覚を使った学習を取り入れることて…

568 旅日記⑩2003年1月15日(水)「いよいよチチカカ湖へ!」

「汽船などが航行可能な湖として世界最高所」と言われる数少ない古代湖、チチカカ湖への1泊2日のホームステイツアーに出発だ。 今回の旅の中で一番楽しみにしていたと言っても過言ではない。 ツアーバスに乗り込むと「コンニチハ」と日本語で話しかけてく…

567 子どもの教科書活用場面

子どもの教科書活用としてはA→B→C→Dにいくほど主体的なものとなります。 スモールステップを踏みながら、子どもが教科書を効果的に使えるようにしたいものです。

566 カラフルな知識

奈須氏の提案する「カラフルな知識」という表現が好きです。

565 旅日記⑨2003年1月14日(火)「なんとかプーノに到着」

人生の中で苦しかったことを3つ挙げろといわれたら、昨日の時のことが必ず一つに含まれる。 どうやら貝がだめだったようだ。 朝起きると具合はよくなっていた。 病院でもらった青と赤のいかにも毒々しいカプセルを一粒飲んだら、ほぼ回復。 どれだけ強烈な…

564 わかりにくいことをわかりやすくするために気をつけていること

理解力に乏しい私は、自分がわかりやすくするために以下のことに気をつけています。 池上彰氏がおっしゃっていたことをもとにしています。

563 視点を増やす

「追究ノート」を通して子どもたち自身が発見した追究方法の視点は、例えば以下のようなものがあります。 「比較する」 「共通点を探す」 「関連付ける」 「マクロとミクロでみる」 「似ていて違うものを探す」 「シリーズものにする」 「引き寄せる(自分の…

562 記録をとる

「記録をとる」という意識が働けば、必然的に子どもをよく「みる」ようになります。 その場、その瞬間の子どもを「点」として捉えることはもちろんですが、継続的に「線」として捉えるようになります。 また、じっくりと「みる」という心理が働きますので、…

561 文化的景観

「文化的景観は、『生活となりわいの物語』を語ることのできる文化景観でもある」食と場所をつなげた本書、楽しく読めました。 僕が所属する研究会でメンバーが提案した「北前船」の実践と、本書で紹介されている「昆布ロード」を組み合わせて授業がつくりた…

560 旅日記⑧2003年1月13日(月)「倒れる」

薬を飲んでぐっすり寝たのでだいぶ具合もよくなった。 今日はまた、アレキパの町をゆっくり探索しよう。 昼飯は大好物のシーフード! パリウェラというカラス貝や魚やカニが入った、何とも贅沢なスープだ。 即平らげた。 アルマス広場等、アレキパの町をブラ…

559 「ミクロな比較」と「マクロな比較」

「ミクロな比較」は、 具体的知識同士の比較で、概念を獲得するための比較です。 「マクロな比較」は、 概念的知識同士の比較で、概念をより豊かにするための比較です。

558 子どもの何を知っているのだろう?

「知っているつもり」を問い直されます。 p63の上田薫氏の「教師の天動説」について引用しています。 常に変わるべきは教師。 GIGAスクール構想の今、より強く感じます。 「私たちが生きている今の時代よりも、もっともっときびしい時代を生きてくれなければ…

557 旅日記⑦2003年1月12日(日)「コンドルを見たか!?」

今日も体調が悪い。 はっきり言ってコンドルを見に行くという体調ではない。 山を歩く歩く。 辛い…。 でも、コルカキャニオンはすごかった! まさに絶景!! これは来た甲斐があったね。 コンドルは遠〜〜〜〜〜くの方を優雅に飛んでいた。 (写真の中のコン…

556 子どもの記録

自分が行った授業の記録はよくとります。例えば、板書記録であったり、発問の記録であったり、発問によって子どもがどう動いたのかであったり…。それらはそれで大切なことなのですが、子どもがどうあったか、子どもがどう変化したのかという記録は少なかった…

555 GOGOGO!

最近拙著を2冊発刊させていただいたこともあってか、本ブログへのアクセス数が急激に増えております。 ありがとうございます! ご意見等ありましたらお気軽にお寄せください(^_^) おかげさまで本ブログも555号となりました。 『3は発想のマジックナンバー』…

554 教材研究とは?

「教材研究」や「教材開発」「教材発掘」等、「教材」に関わる用語は多くあります。 よく「教材研究」と言われますが、「教材研究」とは何をすることなのでしょう? 例えば、『教材事典』には、以下のように記されています。 また、横須賀薫氏は以下のように…

553 旅日記⑥2003年1月11日(土)「カニョン・デル・コルカツアー」

宿のカティーさんに相談に乗ってもらい、今日から1泊2日でコンドルを見に、カニョン・デル・コルカツアーへ行くことにした。 ガイドはカルロスさん。 この人も日本語が上手。 自分は「トモダチ」というニックネームをつけられた。 他、アメリカ、ドイツ、…