2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧
実はこの小説は3年前に一度読んでいます。 再度読んでみたのですが、その時と読んだ感じがまったく違っていました。 オリンピックが近くなったからか、自分の関心が当時と違うからなのか…。 よくわかりませんが、今また読んでよかったということは事実です…
常に「地域」や「地元」という視点を大切にしています。 本書は、「新潟県上越教師の会」というサークルの活動を概括できる書。 サークルは1954年1月発足、本書が発刊されるまでの29年の間、耐えることなく続いた月例会と合宿研究会。 ものすごい歴史です。 …
斎藤喜博全集。 全巻揃いです。 実は今回本棚を設置するまで、物置の段ボールで眠っていました。 改めてパラパラとページをめくってみたら、、、やっぱおもしろい。 これを機に、少しずつ読んでみようと思います。 それにしても、「本棚」って偉大です。 む…
低い土地の事例として「海津市」を学習しています。 外国の低い土地の事例としてオランダを調べてきた子がいました。 おもしろい。 高い土地の「嬬恋村」の時に、世界の高い土地のペルーに目を向けた子がいたので、それに習ったのでしょう。 またこの子の〈…
低い土地のくらしと高い土地のくらしを同時並行して学習しています。 以下のような〈ふり返り〉を紹介し、高い土地から低い土地へと調べる対象を移していきます。 子どもの「言葉」から学習を組み立てていけるので嬉しいものです。 海津市の農業と圃場整備 …
「どうやって教材を見つけるの?」と訊かれることがよくあります。 うまく表現できませんが、教材になりうるものを直感的に感じるアンテナがあります。 そのアンテナを常に張っていることがポイントです。 ただ、そんなに強力なアンテナでなくてかまいません…
『現代社会科授業理論』森分孝治 著が、明治図書より初復刊されました! https://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-428908-8 あと8日間注文受付可能だそうです。 社会科を研究する上では必読の書。この機会にぜひ(^_^)
「日本の高地」の学習からの発展で「世界の高地」を学習しました。 その時、標高4000m以上の場所では作物が十分に育たないので放牧をしているということを説明しました。 主にリャマとアルパカです。 その時に、アルパカの毛刈り前、毛刈り後の写真を見せま…
子どもたちに①(標高3000~4000m)、②(標高2000~3000m)どちらにとうもろこしとじゃがいもがよく生産されるか予想させました。 空気の薄さや寒さと関連付けて答える子がいます。 ジャガイモは寒さに強いので高い場所でも栽培されます。 ですから、①がじゃがい…
この子どもの「問い」より授業を組みました。 「海外の高い土地ではどのように生活を行っているのか?」 【位置確認】 T―ペルーの場所確認。 世界地図 山脈 世界でも有数の高い場所 標高4000m。嬬恋村の2倍以上。 T―ペルーの様子を写真で提示。 T「自分たち…
おすすめのシリーズです。
ある子のノートを紹介しました。 インデックスを自分でつけていました。 何がいいかって、 「今学んでいることは何なのか」 ということが意識できていることです。 「単元(学習する内容のまとまり)」 を意識することにつながります。 これは、やるように指…
基本、1授業の最後には授業内容のまとめや自分自身の解釈等の〈ふり返り〉を書いていました。 その〈ふり返り〉を書く時間を最近変えました。 授業内ではなく、時間外にしたのです。 つまり、下校後、家庭で書くということです。 きっけは、ロイロノートの使…
このような〈ふり返り〉をノートを書いている子がいました。 「だったら…」 という思考を働かせて世界にも目を向けました。 ある地域で得た見方を別の地域に適用してみるとどうなるのかという、一般化の思考につながります。 自分で働きかける姿、素敵です。…
嬬恋村のキャベツ生産以外の高い土地の条件を生かしたものを考えました。 最初は「農業(産業)」の視点で予想をする子が多かったです。 そのうち、スポーツやレジャーなどの意見も出てきました。 ある子が、 C「温泉が多い」 と発言しました。 T「本当に多…
本書を読むことで、自分が今までよく作品を観られていなかったことに気づかされます。 視点の幅を豊かにする必要性を感じさせられます。 掲載されている作品は、実際に日本国内で観ようと思えば観られるものに絞ってくれています。 また、絵画、工芸、現代ア…
子どもたちが紫陽花をもってきてくれました。 花器は丹波焼「大熊窯」の大上巧氏の作陶。 登り窯で焼成されたできた自然な窯変がこれまた素敵なんです。 しっかり紫陽花の「彩」もひきたててくれています。 何でも、登り窯で焼いた花器を使うと、花が長持ち…
数年前、職場の「読書会」でよんだ本。 その時、以下のようなことを日々の記録に書いていました。 「深く考えさせられた。 「愛」の概念自体が難しく、正直読めていない所もたくさんある。おそらくまた時間がたったら読み返す本だと思う。」 また読み返して…
随分以前、研究会員同士のメールの中で、「講座のメモのとり方、生かし方」が話題になりました。 その時のやりとりの中で紹介してもらった本が、本書です。 「仕事日記」という表現ですが、けっして「業務日記」ではありません。つまり、したことや予定のみ…
『牛』佐藤清三郎 1911~1945 (33歳) 「新潟の銀行で下積みの仕事をしながら、生涯ひとりで絵を描いていた無名の画家です。支店長代理にまでなりましたが、終戦の年に召集され、4ヵ月後に横須賀の病院で33歳の若さで戦病死してしまいます。しかし、洲之内…
たまたま見つけた美術館。本当にたまたま。校内研修にお邪魔する学校へ行っている途中に見つけました。 18時まで開いているということで、研修が終わってからも間に合いそうだったのでちょっと寄って帰ろうかな…という感じ。運命的な出合いというものはなか…
「読書とは他人にものを考えてもらうことである。」「1日を多読に費やす勤勉な人間はしだいに自分でものを考える力を失ってゆく。」 など、読書に対する提言がなされています。 知識を得るための読書はもちろん必要。しかしさらに言えば、思考を促すための…
子どもの概念形成や物事に対する認識についてずっと興味をもっています。 教科では、社会科の概念形成や社会認識を中心に考えています。 しかし、他教科での概念形成や認識方法についても考える必要があると思っています。 『歩きはじめの算数』遠山 啓編本…
美学と現代アートを専門とする著者に興味をもって以前に読みました。 なるほど。これは確かに「新しいものの見方」を手に入れることができそうです。
数年前からずっと「比較」に焦点をあてて実践研究しています。 今の考えとは違う部分もありますが、以下、過去の記事を掲載いたします。 またしっかりまとめられたらと思っています。
20年以上前にベトナムで購入した絵。 どなたの絵かも知らないし、どこで購入したのかも覚えていません。 でも、僕はこの絵がとっても好きです。
みんな大好き小林一三。 4年生の「郷土の発展につくす」の単元で扱います。 「みんなからバカにされているにも関わらず、なぜ一三は「最も有望なる電車」だといい切れたのか?」 「なぜ小林一三が作った家は売れたのか?」 「休日のお昼の利用客を増やすた…
多くの美術館が開館はじめました。 ほんまに嬉しいです。 もちろん気をつけなければいけないのは変わりませんが…。 このコロナ禍の間、人にとって「文化」というものがどれほど大切なのかを身にしみて感じました。 さて、ふと目に入った一つのポスター。 今…
5年生では、農業や水産業における食料生産の盛んな地域の具体事例を通して調べるようにします。 国民の主食としている「稲作」については必ず取り上げます。 その他、国民との生活と関わり深い「野菜、果物、畜産物、水産物など」については、一つを選択し…
今日の学習内容は二つ。 「嬬恋村でキャベツ生産が盛んな理由」と「時期をずらして出荷することのよさ」を考えること。 なぜ嬬恋村ではキャベツ生産が盛んか? 予想をさせた後、標高図と気温図を提示。 二つを関連づけながら考えさせる。 C「標高が高いから…