62『恋する古伊万里—かたちとデザインの魅力—』兵庫陶芸美術館2019.8.14(水)
有田焼は約400年前に誕生し、日本における磁器の起源となっています。
伊万里の港から輸出していたことから「伊万里焼」と呼ばれるようになったそうです。
有田・伊万里焼は「古伊万里」「柿右衛門」「鍋島」の3つの様式に大別。
こちらは初期の作品。
「柿右衛門」は余白を活かした色絵が特徴的です。
「鍋島」は乳白色の上に余白を活かした日本独特の花や鳥や景色を赤や青、黄色や緑を使って表現しています。
正に「粋」の領域。
とっても素敵でした。
昨年、九谷焼も間近に見られてその魅力を感じていたところでした。
伊万里もよい。
九谷もよい。
よいものは、よい。
そして、今回は地下展示場にて、テーマ展「イギリス陶芸コレクション」。
これがまためっちゃいい。
ハンス・コパー。
作品の写真は撮れませんが、すべてがすばらしいです。
ぜひ足をお運びください。
次回の特別展は、「神業ニッポン 明治のやきもの 幻の横浜焼・東京焼」
こちらは「第3回社会科+αの会」にて学芸員による説明付鑑賞予定です。
ぜひご参加ください!