おおい町から若狭西街道を通って明通寺へ。
明通寺の本堂と三重塔は国宝。
「さすがは国宝ですね」
たまたまいっしょになった京都の方と話しました。
本堂の中には、平安時代後期造立の薬師如来、降三世明王、深沙大将の像が。
圧倒的な存在感でした。
ここには不動明王。
夏の山寺は気持ちがよすぎます。
【福井県おおい町立S小学校 校内研修】2019.8.7(水)
朝7時前に家を出る。
高速道路を走ること1時間半。
おおい町へ到着。
まず、高速を降りた時の緑の美しさに心打たれました。
僕が大好きな風景でした。
S小学校は、児童数100名弱の小さな学校。
美しくあたたかい空気あふれる学校でした。
先生方も10名程度。
今日は社会科とUDの話。
「あの子ため」「学級のため」になる時間になれば幸いでした。
「学級にいる◯◯さんを思い浮かべながらの時間にいきましょう」
お一人お一人に語りかけるように話しました。
ここ最近、話のまとまりごとにシェアタイムを設けています。
質問等もその都度お伺いしています。
今日は、コンテンツの多さより、一つをゆっくり共有した方がいいと途中で判断しました。
話したのは用意した内容の3分の2ぐらいでしたが、それはそれでよかった気がします。
少しでも子どもたちの幸せにつながるのであれば幸いです。
あたたかい反応と笑いのあるみなさん。
きっと子どもたちもあたたかいんだろうなと想像しました。
ゆったりと時間を過ごすことができました。
感謝です。
校内研修後は「若冲一滴文庫」「明通寺」「熊川宿」、様々に巡りました。
とても素敵な福井県。
また訪れたいです。
有田和正氏の書籍が届きました。
『有田式指導案と授業のネタ全巻(8巻+別巻3巻) 』
「全学年の指導案」+「授業のネタ」+「はてな?帳」+「おたよりノート」の全貌です。
この本、ホンマにすごいです。
実物資料や授業記録などもビッシリです。
圧倒的です。
その時の空気感がひしひしと伝わってきます。
有田氏の授業づくり学級づくりから学ぶべきことは多くあります。
しかし、このように記録をとり、省察するということ。
地道なことをずっと続けられていたことの「事実」から学ぶことは膨大です。
凡事徹底。
教師としての「あり方」を教えていただけます。
すべて真似することは到底できません。
でも、今、学べることはしっかり学びとろうと思います。
このような書を残してくれてくださっていることに感謝です。
晩年の有田氏の授業を拝見したことはあります。
しかし、直接お話させていただいたことは一度もありません。
願わくば、ゆっくりお話させていただきたかった…。
巻の表紙には、有田氏の写真が掲載されています。
どの写真の表情も素敵でした(^_^)
素敵な「誕生日プレゼント」をいただきました(^_^)
夏休みは必ず戦争関係のことに意識を傾けます。
そして今日、8月6日、必ず本を読むか映画を観ます。
今年はこれ。
特攻隊を救った島の人々。
その絆は今現在でもつながっています。
しかしその記憶は年月と共に風化されていく…。
語り継いでいくことは生きている我々の使命でもあります。
このブログにはまだ書けていませんが、この夏に、絶対に風化させてはいけないことのひとつを目の当たりにしました。
8月は様々なことに思いを馳せたいものです。
自分がこの日に生まれてきたことも考えつつ…。
共有化する時に、「問い」と「答え」の距離が大切です。
近すぎると一問一答。
でも、遠すぎると難しい。
勘のいい子が発表して終わってしまう。
避けたいところです。
「問い」と「答え」の距離が遠いからこそ、ヒントを言ったり、再現させたり、共有化が図れます。
山場での発問を考える時にこの「問い」と「答え」の距離を意識するといいですね。
60『あおや郷土館』鳥取市青谷町2019.8.4(日)
郷土出身や郷土で活躍している作品展示、青谷町の歴史・文化の紹介をされています。企画展や特別展も開催されています。
今回は、清末忠人氏のコレクション展。
教師を続ける傍らこうやって追究を続けられたんだろうなぁ。
すごいコレクションの数々でした。
地域に根ざした素敵な資料館でした。
ほっこりしました。