そこにあるのは、「敬意」「謙虚さ」「誠実さ」でした。
美しかったです。
多くのことを考えさせられました。
「自己教育をしない教師に他人を教育する資格は無い。」
肝に銘じておきます。
そこにあるのは、「敬意」「謙虚さ」「誠実さ」でした。
美しかったです。
多くのことを考えさせられました。
「自己教育をしない教師に他人を教育する資格は無い。」
肝に銘じておきます。
8月に入って3日たちました。
7月は多くのアウトプットの機会をいただき、話の内容を整理していくのにいっぱいでした。
今までの自分の実践をカテゴライズしながら整理できたことはありがたかったです。
さて、8月はゆ〜っくり。
さっそく今日は海。
毎年行きつけの場所。
青谷の井出ケ浜。
デルマーさんにいつもお世話になっています。
めっちゃおすすめです(^_^)
時間もゆっくり流れて最高です。
8月の話は残り4つ。
しっかり準備して臨みます!
8.11(日)『山の麓の会』社会科セミナー
https://kokucheese.com/event/index/565845/
8.22(木)大阪市立N小学校校内研修
8.24(土)社会科+αの会(漁業体験)
当日の授業、提案、資料準備、着々と進んでおります。
我々のセミナーは毎回講師先生をお招きします。
今回は澤井陽介先生。
今の社会科のど真ん中を教えていただけます。
我々は、セミナーをただのイベントにしようというつもりはありません。
セミナーでは、会の研究の経過・成果を発表します。
今回は社会科における教科書研究。
提案授業も教科書中心の授業を提案いたします。
その後は今までの研究経過も含めて社会科教科書活用について提案させていただきます。
共に社会科教科書活用について考えましょう!
『第16回 学級力向上セミナー 姫路〈社会科編〉』 のお申込みはこちら👇 どうぞお越しください!(残席わずかです)
https://kokucheese.com/event/index/565845/
★授業を受ける児童も募集しています!
講演内容の全記録を残す記録集ももちろん作成いたします。
参加される方、楽しみにしておいてください(^_-)-☆
単元を構想するときに「単元計画」や「単元構造図」をつくります。
呼び方はいろいろあるとしても、とにかく「単元をデザインする」ということです。
デザインするときに何が大切でしょうか。
やはり、スタート(問い)とゴール(知識)は必須。
そして、
◯どこに着目させて
◯どのような資料を使い
◯どのような問いを設けるのか
このあたりが明記されればよいでしょうか。
今、できるだけシンプルに、よりよく単元をデザインするために、
◯何が必要か
◯何が必要でないか
考えているところです。
みなさんのご意見もお聞かせください。
美術館へ好んで訪れます。
なぜか?
「ホンモノ」に出会えるからです。
紙面で見ている絵とはやはり違います。
そのサイズ感であったり存在感であったりは実際に実物を観なければわかりません。
絵の表面の艶や微妙な凸凹なども実物を観なければわかりません。
そしてその「ホンモノ」から多くのことを感じることができます。
奥村高明氏は著書『エグゼクティブは美術館に集う』の中で「一瞬でも本物の経験をするとそれまで学んだ知識が全部つながって大きく飛躍する」と述べています。
美術鑑賞をすることで、そのものと自分のもつ知識や経験などが結び付けられたり再構築されたりするのでしょう。
その瞬間を大切にしたいものです。
感覚を研ぎ澄ませていきたいものです。
美術館へは、対話しに行きます。
いっしょに観て後で語れる者がいれば愉しさも倍になります。
しかし、語れる者がいなくても、絵画と対話することはできます。
自分自身に「なぜ?」「これはどういうことだろう?」と問いをもちながら対話できます。
絵の内容はもちろんその技法であったり表現であったり…。
コミュニケーションを図っているのです。
人がコミュニケーションを図るときはすべての思考と感情を総動員させます。
そういう感覚を与えてくれるのもまた美術館なのです。
そこで生まれた「?」を持ち帰り、家で調べることもまた愉しいものです。
絵自体の「来歴」を調べることもおもしろいです。
その絵そのものの歴史と物語を感じられるからです。
福のり子氏は、「美術館とは、人々の生活や社会が実際に直面する問題に密接な関わりと役割を持ち、人々が既に持っている知識、考え、感情に何らかの変化を及ぼし、問題提起を行い、価値観を揺さぶることのできる公共の施設」だと述べています。
自分の中に新しい何かが生まれるような感覚があります。
「すごい」「美しい」「うっとりする」「なんだこれは!?」すべて感覚的な言葉です。
しかし、その感覚的な言葉が引き出されるからこそ、その後に「問い」や熟考が生じます。
美術鑑賞が人間を人間らしくさせることがよくわかるます。
奥村氏も言うように、最近美術館へ通うエグゼクティブが多くおられます。
何を「美しい」と思えるか、その感覚を養い続けることの大切さを感じます。
「審美眼」です。
「審美眼」をもち、よりよい意思決定ができるようにしたいものです。
これは、意識して磨くべきものでしょう。
ちなみに、美術館へ行く時間のおすすめは夕方です。
閉館1時間前などが望ましいです。
比較的人も少なくゆっくりまわることができます。
これは余談ですが…。
【第14回『小学校学習指導要領解説〈社会編〉』を読みこむ会】
日時▶7月31日(水)18:30~20:00
場所▶三田まちづくり協働センター 会議室3
内容▶社会科授業構成の理論と方法 (明治図書) 著者 森分孝治 の読書会
読み応えのある書です。
前もって読んでいても、みんなで読んでいてもモヤモヤする感じ…。
だからこそのおもしろさはあります。
この「モヤモヤ感」は大切にしたいですね。
社会科授業の問題点は何年たってもなかなか変わらない。
その問題を解決するために様々な考えや方法がなされてきたことがよくわかりました。
先人の論考や実践を読み解いていくことは非常に貴重な経験です。
次回も楽しみです。
しっかり読み込んでおこう!
〆はもちろん「嬉しや」。
今日は夏のフルコースメニューでした。
これを食べなきゃおわれません(^_^)
小学校学習指導要領(平成29年告示)解説社会編22ページでは、思考力・判断力について以下のように明記されています。
小学校社会科における「思考力、判断力」は、社会的事象の特色や相互の関連、意味を多角的に考える力、社会に見られる課題を把握して、その解決に向けて、学習したことを基に、社会への関わり方を選択・判断する力である。
小学校学習指導要領(平成29年告示)解説社会編の中に、「選択・判断」する場面は明記されています。
以下の表に整理しました。
どこで選択・判断するべきか捉えておく必要があります。
3,4年生に選択・判断する場面が多いのは、地域社会における身近な社会的事象なので、社会への関わり方も考えやすいからです。
一方、表を見ていただたらわかるように、5,6年生になると、「多角的に考える」となっています。
学習対象が広く、テーマが大きくなるので、選択・判断しづらくなってくるからです。
小学校学習指導要領(平成29年告示)解説社会編に以下のように記されています。
「多角的に考える」とは、児童が複数の立場や意見を踏まえて考えることを指している。小学校社会科では、学年が上がるにつれて徐々に多角的に考えることができるようになることを求めている。
まずは「多角的に」それぞれの立場から考えさせるということです。
小学校指導要領の中では「多面的」という言葉は出てきません。
しかし、多角的に考えれば自ずと多面的に事象を見るようになります。
「多角的」「多面的」とあまり言葉にこだわりすぎない方がいいように思います。
大切なのは、多角的であろうが、多面的であろうが 社会的事象がもつ多様な側面を多様な角度やいろいろな立場から捉えさせることで、より概念性の高い知識を獲得させることです。
「多角的」に考えさせるポイントは「主語」を明確にすることです。
「生産者は…」「消費者は…」「情報を発信する側は…」「農民は…」「武士は…」等。
立場で考えさせるのですから当たり前と言えば当たり前ですね。
「フィールドワーク」とは、新村出編『広辞苑』(岩波書店)によると、
フィールドワーク (1)野外あるいは実験室外の作業・仕事・研究。野外研究。
(2)現場または現地での探訪・採集。実地調査。
とされています。
私が行うフィールドワークは(2)の意味が強い。
なぜフィールドワークを好むかという理由はいくつかあります。
まず、実際に行ってみなければわからないことが多いからです。
そして、現地でしか味わえない空気感、存在感があるからです。
自分自身がフィールドワークを行なってきて感じた大きな意味について述べていきます。
まず1つ目は、「情報収集」が多くできることです。
しかし、様々な情報を集めるだけではだめですね。
情報を集め、思考を通すことで整理され、知識となります。
またさらに新たな情報を得ることで知識の幅も広がります。
フィールドワークを行うことは自分自身の知識を豊かにすることに他なりません。
また、普段、あちこちに転がっている情報にも敏感になります。
すると、様々な情報が自然と目に入るようになります。
情報を探すアンテナが研ぎ澄まされていくのでしょう。
2つ目は、「問い」を設けることができることです。
行けばわかることがたくさんあります。
と同時にわからなくなることも出てきます。
自分自身の中に新たな「問い」が設けられるということです。
行くことでさらに調べたい意欲が沸き起こります。
自分自身の「知っているつもり」を覆すことができます。
常に「なぜだろう?」と思える感覚をもつことは、現地にいくことで磨かれます。
学びは「問い」をもつことからはじまるのです。
3つ目は、「新鮮な感動」を得ることができます。
そこには「ホンモノ」があるからです。
人、もの、こと、様々であるが、「ホンモノ」に触れると心が揺さぶられます。
「おもしろい」「きれい」「すごい」などの感覚を大切にしたいものです。
また、行くことでとにかくワクワクするものです。
自分が思っていた通りであればそれはそれで感動します。
自分の想像とのズレがあればまたそれはそれで面白みが在るというものです。
市川建夫氏は『フィールドワーク入門 地域調査のすすめ』1985(古今書院)の中で
「問題意識を常にもって、どこへ行っても同一課を調査していると、国内の地域対比ができるばかりか、やがて諸外国との比較研究も可能になる。」
と述べています。
そして、「地理学を勉強すると、人生は二倍楽しくなる」とも。
体験は理解の幅を広げ、その深さを増してくれます。
見ていないこと、体験していないことを語るのではなく、まず行って体験すること。
現地主義を貫きたいものです。
今日は、「社会科授業改善のポイント」。
できるだけ教科書の資料を使い、多くの事例をもってきてお話させていただきました。
事例は多くても、一貫させたのはやっぱり「問い」でしょうか。
見方・考え方を働かせていかに「問い」を生じさせるのか。
いかにして「問い」を方向づけるのか。
そしてどのように調べさせるのか。
そのあたりがまだまだ見えにくいと感じています。
会の後に質問にきてくださった方々の悩みも同じ。
実践を積んでより明確にしていく必要性があります。
参加された方々はとってもパワフルで、いっぱいしゃべってくださいました。
こちらが元気をいただき、感謝です。
次回は12月。
6年生の授業を拝見いたします。
楽しみです。
研修会の後に「勝尾寺」に寄りました。
1分遅れで閉門でした(>_<)
時間に余裕をもってまたゆっくりと訪れたいと思うお寺です。
そういや最近、お寺や神社を求めている自分がいます。
(隠れただるまがかわいい(^_^))