社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

629 ⑰2003年2月24日(金)「憧れのマチュピチュ」

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しかし、雨…。はっきり言ってきつい…。
小降りだけど霧がすごい。
マチュピチュ行きのバスに乗り込み、くねくね道を行くこと30分。
ついにマチュピチュに到着!

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20ドルの入場料を払い、駆け足で登っていく。
まだ人も少なく、辺りも霧が多い。
どことなく神秘的な感じがする。
霧の移動が速く、一瞬霧が晴れたときは、本当に気持ちがいい。正に『天空の城ラピュタ』の世界のよう。
有名どころを見回って、いろんな所の探索に出かけた。
 
 上方からマチュピチュを見るために、隣の峰、ワイナピチュに登った。山と言うよりもう崖に等しい。
過去にたくさんの人が落下したというのもよく分かる。
しかも雨が降っていたので足下もおぼつかない。
道に何度も迷ったり、道なき道を行ったり、ついに頂上までたどりついた。
もう霧だらけ。
マチュピチュなど見えやしない。
他の登山者5,6名とず〜〜っと岩の上で待っていた。
すると、本当に一瞬、10秒ほどだけ霧が晴れ、きれ〜いにマチュピチュが見えた。
この瞬間は、本当に感動した。
頭の中に、天空の城ラピュタの主題歌『君をのせて』のメロディーが流れた。
「ホンモノの」マチュピチュの姿を見ることができたように思う。
いっしょに待っていた他国の旅行者と、がっちり握手する。
 
 ワイナピチュを降りていくのは、かなり怖い。
一体傾斜何度の坂を下っているのだろう…。
無事たどり着き、インカの墓を探しているうちに一本の道を発見。吸い込まれるようにその道に入っていった。
どうやらまた山に登るみたい。
先に何があるのかという期待で胸いっぱい、少し小走りで駆けていった。人は全くいない。
途中にいくつかの遺跡があった。
眺めは絶景。
晴れていたら文句なしだろう。
1時間くらい行っただろうか、頂上らしき所にまた遺跡を発見。看板を見てみると、どうやらそこは、インティプンクという山だそうだ。
二つの山を登り切った!
満足。
 
 雨がきつくなってきたので走って山を下り、残りの遺跡を見学した。
服ももうべちゃぬれなので、少し早めのバスで帰る。
名物「グッバイボーイ」もさすがにこの雨じゃお休みかな、と思っていたら、どこからともなく「グッバ〜〜〜〜〜〜〜〜イ!!」の声。
いたいた、グッバイボーイ。
いい声しているw。
最後にバスに乗りこんできたので、チップを渡す。
カメラを向けるとちゃんとポーズもとってくれ、サービス精神満点。

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 マチュピチュは、よかった。
ここは遺跡と言うよりミラクルワールド。
見学と言うより冒険。
ここにはいつかまた、もう一度行きたい。
 
 雨に打たれ、さすがに寒すぎるので、アグアス・カリエンテスの温泉につかった。
同行してきた3人は明日も残るそうなので、お別れをつげて、眠ることにした。
今日はきっとパズーといっしょに冒険する夢でもみるだろう…。
 
 マチュピチュは、何かが違った。
遺跡は山ほどあるが、ここは、何か特別なものに守られているというか、何とも言えない雰囲気があった。
有名どころは世界にたくさんあるが、マチュピチュは、本当におすすめできる!
(余談であるが、同じ感覚で、「アンコールワット」もグッド!)

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