築地久子氏関係の書籍はいくつか見かけますが、筑地氏の単著はこれだけでしょうか。
それだけに、筑地氏の生の言葉が綴られています。
圧倒的に「個」を見る力。
それは、詳細で継続的な「記録」からきています。
教育の中にiPad等が大きく普及するようになり、実は今その「記録」を即時的にとり、活用しやすくなっていると感じています。
上田薫氏は、『ひとりひとりを生かす授業ーカルテと座席表ー』(1970)の中で、
「カルテは教師がイマジネーションをぞんぶんに発揮してたのしむ場なのである。」
と述べています。
築地氏と同じようにするのは到底無理ですが、座席表、カルテを今一度見直して、自分なりに実践していこうと思っています。