社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

618 サイレントアップ4

密にならず、声を出さず、簡単にできるゲームの紹介です。

 

サイレントアップ4

【ねらい】

 周りの様子をみながら気持ちを揃えようとすることで、一体感を感じさせる。

【準備物】

・ストップウォッチ

【時間】

・5分程度

【場所】

・教室 

【方法】

①教師の「サイレントアップ4!」というかけ声でゲームスタート。

②子どもたちは周りの様子を見ながら無言で椅子から立ち上がる。

※だれでも自由に好きな時に立ち上がることができる。

③立っている子が4人の状態で5秒維持できればその4人はクリア。地面に座る。 

④同じようにどんどん続ける。

⑤全員クリアした時点で終了。教師はストップウォッチでかかった時間を確認する。

※クラスの人数に合わせて立つ人数を変えるとよい。

 

【ポイント】

 終了するまでのタイムを測ると、挑戦意欲もわく。

はじめて挑戦したときは、時間もけっこうかかる。

しかし、何回か繰り返すことで、タイムも縮まってくる。

その都度拍手や歓声がわきあがる。

新記録が達成すれば学級のみんなで讃え合える。

 また、相手の行動をよくみて人の行動に合わせようとする気持ちや、言葉が出せない分クラスの仲間の眼をみて様子を伺おうとする。

つまり、人の気持ちや行動を察しようとする。

「友だちをよくみようとすること」

「気持ちを合わせようとすること」

の大切さを確認することができる。

よりよい学級づくりに大切な視点。

 

 「いつでも」「簡単に」できるということがポイントです。

いつでも簡単にできるからこそ繰り返しできます。

繰り返しできるからこそ子どもたちの意識も高まります。

 

 時間があれば最後にシェアリング(実施して感じたことや実施した後の気持ちの交流)をします。

自分たちの活動を自分たちの言葉で価値付けさせることが重要です。