社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

902 社会科見学で意識すること(QA)

Q  子どもたちを社会科見学につれていくとき、どんなことを子どもに意識させますか?

 

 まずは教師が目的を明確にすることです。

そして、子どもたち自身が「何のために見学に行っているか」は常に意識させたいですね。

 

 学習中のどのタイミングで行くのかを考える事も大切です。

導入で問いをもたせるために行くのか。

追究段階で問いの解決のために行くのか。

まとめで確認のために行くのか。

しっかりと学習計画を立てて、その中のどこに位置づけるのか考えておくことが大切です。それによって子どもたちに意識させるポイントも変わってきます。

 

  見学時にインタビューをさせていただくこともよくあります。

インタビューをするときは何でも訊くのではなく、自分たちで調べてもわからなかったことをまとめて訊くなどの工夫が必要です。

インタビューの中で、「きっかけ」「くろう」「よろこび」等を中心に訊くことが多いです。

  また、見学メモをとるときは、事前にメモしそうなことを予め書いておくとスムーズにメモできます。

事前にメモをとりそうなことを予測しておくということですね。

 

 見学時も大切ですが、事前と事後の活動も見通しをもってやはり意識させたいものです。

 

  あと、マナーや礼儀の指導です。

見学場だけでなく、道中もすべてあくまでも「公共の場」であるという公の意識をもたせることが大切です。

公の意識をもった行動を意識させることです。