社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

489 「間」を意識する

「子どもが育つのは、授業の中で育つのではなく、授業と授業の間で育つ」

とは、山田勉氏(1989)の言葉です。

ここで言う「間」とは、

「本時の授業と次の授業までの間に生じる時間のこと」

です。

子どもたちがこの「間」を生かせるようにするためにも、

①子どもたちの「問い」が生まれる学習内容にすること

②授業内で解決することと、授業内で解決できないことを明確に分けること

を意識しています。

すべてスッキリとさせてしまわない。

子どもにもやっとしたことを残しておく。

この「もやっとしたこと」が大切だと思っています。