社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

701 美術批評と「鑑賞」教育

【美術批評と「鑑賞」教育 プレゼン】

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大学院の美術批評授業のプレゼン発表がありました。
前期授業最後にしてはじめての対面授業。
いつもズームでお会いしていた先生や他の院生さんとお会いできてよかったです。
この授業のスライド、正直、社会科授業のスライドや講座のスライドをつくる以上に大変でした。
徹底的に事実と向き合い、多くの論を元に客観的に述べなければいけないからです。
ひとつの絵をみる(鑑賞)、というより、ひとつの絵を追う、という構成にしました。
「鑑賞」としては違うのかもしれませんが、一つの絵を追うこと、追う人々の人生を描くのもおもしろいと思ったからです。
正直、調べれば調べるほど謎が謎を呼び、いくら時間があっても足りませんでした(^_^;)
他の院生さんは「白髪一雄」「モネ《ラ・ジャポネーズ》」でした。
めちゃくちゃおもろかったです。
白髪さんはそもそもよく知らなかったので、尼崎にこのような方がおられたと知って嬉しくなりました。
アルカイックホールに行ったときは、しっかり緞帳を確かめようと思います。
モネの《ラ・ジャポネーズ》はそこまで詳細にみたことがなかったので、さらに自分で調べてみたいことが出てきました。
紅葉狩りかぁ…。深いなぁ。
とにかく、詳細にくまなくみること、一つの絵を追うこと、人の生き様を追うこと、すべてが本当に勉強になりました。
慣れないプレゼンを作るのは大変で疲れましたが、心地よい疲労感でした。