「多くの偉大な発見は、20代になされていますし、少なくともその基礎ができ上がっていなければいけないといわれています。そのための心がけとしまして、何かをする時には、パッと浮かんでくることを書きとめて、終始くふうするといいのです。くふうすればアイデアが浮かぶし、他人の書いた指導案みたいなものを読んで、『忙しいからこれでまあなんとかやればー』などというようなことは、20代としてはあまりにももったいないことです。」
大村はま氏の数多くの授業実践は、20代のアイデアにもとづいているそうです。
実現しようとしまいと、20代にいろいろと考え挑戦することが後につながるのですね。
〈引用文献〉
大村はま(1973)『教えるということ』共文社