「世界を変えた魔法の箱(コンテナ)」から運輸を考えます。
(1)既習の自動車専用船との比較を通して、コンテナ船の大きさに驚きをもたせます。
C 自動車専用船よりも大きいんだ!
C 何を積んでいるんだろう?
T コンテナという鉄やアルミでできた丈夫な箱を積んでいます。コンテナは「世界を変えた魔法の箱」と呼ばれました。
C どうして魔法の箱なんだろう?
(2)「世界を変えた魔法の箱」と呼ばれる理由を予想し、コンテナターミナルやその他の資料等で調べさせます。
T このコンテナ、世界ですべて同じサイズになってます。世界共通で同じサイズ(国際規格)であることのよさは何だと思いますか?
C 扱いやすくなるのかな。
C 船にも積みやすくなると思うよ。
(3)コンテナターミナルやその他の資料で調べたことを発表させます。
C サイズが同じなので多くの量を安定して積み込めるんだ
C 丈夫に作られているから中に色んな物を入れて運べるんだね。
C 荷物を積み込んだりするのに機械で簡単にできるんだ。
C 海外の鉄道やトレーラーにもスムーズに積み替えができるね。
C 大きく時間短縮することができるんだね。
コンテナの世界共通の規格サイズということが生み出す多くのメリットを、海陸一貫輸送、効率化、コストダウン等の視点で捉えさせます。
T ちなみに、コンテナ船にはいくつ積み込めると思いますか?」
C 1000ぐらい?
T 約11000くらい積むことができます。
C すごい!桁違いだ。大量輸送ができるようになったんだね。
※コンテナ船を迎え入れる港の役割にも目を向けさせることもポイントです。
〈参考文献〉