2025-12-01から1ヶ月間の記事一覧
本書が想定を超える反響をいただいており、ありがたい悲鳴なのですがAmazonの在庫が一時的になくなってしましました…。 重版作業は進んでいるものの、流通の都合で再び購入できるようになるのは1月半ばあたりになる見込みとのことでした。 そんな中ですが、…
本年度は青森にお邪魔させていただくことが多いです。 東青地区の冬季研修会にお招きいただきました。 こちら、外部参加もOKということでご連絡させていただきます^_^ お近くの方は、ぜひ♪ 期日 2026年1月7日(水)9:15~12:00 会場 青森県立図書…
今映画してる「楓」の曲が入ったこのアルバム、学生のときにめちゃ聴いてたな。 ジャケットも印象的に覚えてる。 映画も観てみようかな。
1日目の「研修」において、社会科の発表者として登壇いたします。講師は藤井千春先生。由井薗にいさんの提案授業のあとなので、それもまた楽しみです^_^多くの方がご参加されると思いますので、お会いできると嬉しいです。 www.elementary-s.tsukuba.ac.jp
長岡文雄(1993)は、「心に残る私の教材研究」と題して、自らの社会科実践の中から特に意味のあった授業として次の四つを挙げています。①6年生「東南アジアのゴム」(1960年)―『授業をみがく』に収録②6年生「寄合」の授業(1966年)―『子どもをとらえる…
概念的指導力とは、たくさんの事実や出来事をそのまま並べるのではなく、その奥にある“意味のつながり”や“社会のしくみ”を子どもと一緒に見つけていく力のことです。中核概念という“学びの軸”をもとに、事例を整理し、子どもが世界を立体的にとらえられるよ…
先日の早朝社会科倶楽部では3年生での「救急車の有料化」について扱いました。授業ではもちろん賛成か反対かだけを決めたかったからではありません。むしろ、「この話題を、社会科ではどこで扱うのか」「その先に、どんな子どもを育てたいのか」そこをはっ…
3年間ありがとうございました。この会は3年前に『社会科「個別最適な学び」授業デザイン』を発刊したことを端緒に、椎井さんが企画してくださったことがはじまりでした。ここで出会った方々も多くおられますし、ここから広がったコミュニティもありました…
先日も、有田和正の名が話題に上りました。「有田実践」は、いま改めて多くの人に読み返されているように感じます。 教師が子どもと向き合う根っこを揺さぶる何かが、やはりそこにあるのだと思います。 ある方から「有田和正の本で、まず1冊読むならどれが…
東井義雄は「作文的方法」を語るとき、ただ“文章を書く技術”として説明しているのではありません。 むしろ、子どものいのちの動きを、そっとこの世界に立ち上がらせるための方法として語っています。 彼は次のように述べています。・一定の形を持たない生命…
恵那の生活綴方教育を研究してきた坂元忠芳は、綴方作品を読み合う営みを「作品研究」と呼び、次のように述べています。 「他者の作品の分析をとおして、一人ひとりの自己のなかに他者の生活実感を意識させていく作業であり、それをとおして自己の生活実感を…
「見取る」という言葉に、どこかしっくりこない違和感を覚えることがあります。表現としては確かに正しいのかもしれませんが、子どもや出来事の肌ざわりが薄れてしまうようにも感じるからです。 それよりも、もう少し人の温度を帯びた言葉、僕は「感じとる」…
「うんと捨てる力」と「玉をつかむ力」 これ、どなたが表現したことばだったでしょうか…。 その出典は定かでなくとも、教師の営みを見事に言い表しています。 特に、社会科における概念的指導力を高めようとする際、この二つは対をなす核心的な態度です。 概…
新年にこのようなセミナーを企画していただきました。 新刊から、ぎゅっとつまった内容をお届けする予定です^_^よろしければご参加ください。実はこれまで、「教科書活用セミナー」として連続3回の講座を組んでいただきました。◼️第1回 教科書分析◼️第2回…
いよいよ来週で早朝社会科倶楽部もラスト!3年間ありがとうございました。椎井さんはもちろん、運営面でも支えてくれた府中さん、小田さん、西脇さんにはただただ感謝✨ぜひご参加ください^_^
明日はこちら! ぜひご参加ください^_^ 大村さんとやりとりしていると、いつもこの曲が頭の中に流れますw www.youtube.com
社会的相互交渉への動機づけについて、改めて読み返すと本当に示唆が多いなと思います。 波多野・稲垣(1971)は、相互交渉とは「仲間と情報や影響、寄与をやりとりする行動」であり、それが実現されることで満たされていく性質のものだと述べています。人は…
この時期、毎年必ず聴くアルバム。超おすすめ^_^MG'sやっぱ、よい。スティーブ・クロッパーが亡くなられたことは、ほんまにほんまにショック(ToT)https://www.youtube.com/watch?v=X8igr8nOTik
森信三が「明治以後の教育界における百年に一度の人」「超凡破格の教育者」と称え、東井義雄が「私を開眼させてくださった」とまで語った人物がいます。それが、熊本の小学校教師・徳永康起です。 実は、僕は長いあいだ徳永氏のことを知りませんでした。ある…
『発問のデザイン』がおかげさまで重版(3刷)になったと本日連絡をいただきました^_^本書は発問についてけっこう網羅的に記しました。発問の意味や効果、文脈や背景等、社会科だけではなく汎用的に使っていただけるのではないかと思っています。必要な箇所…
先日、『教科書を網羅しない授業』が重版になったとのご連絡をいただきました^_^ 初版がけっこう多めだったのですが、短期間にたくさんの方が手にとってくださったということで感謝です!今回の書籍を通じて、次期指導要領や今後の教育のあり方などを対話で…
『「差異の思考」で変わる社会科の授業』が復刊された。https://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-454719-2?fbclid=IwY2xjawOewhhleHRuA2FlbQIxMQBzcnRjBmFwcF9pZBAyMjIwMzkxNzg4MjAwODkyAAEe3xTVGUAPR_Hs3IL6QNlsmxf0YthoCiuGvxwAT32eVTGD8UJUJKuRWjT9Cc8_…
来週はこちら。 前田先生にお世話になります。 お陰様で500満席でキャンセル待ちをいただいています。 キャンセル待ちの方には別の方法で視聴できるようにしてくださっているようなので、よろしければご参加ください! よろしくお願いいたします。
大正期における新教育の共通点は、児童中心の教育であり、子どもの個性を尊重する教育であり、自学主義の教育でありました。その中でも、木下竹次の奈良女高師附小における新教育は「奈良の学習法」の名において、大正時代後半の教育界を風靡しました。「奈…
1人1台端末が当たり前になった今、ノートとICTをどちらかに決める必要はありません。「目的に応じて、どちらを使うと学びが深まるか」を子ども自身が判断できるようにします。 例えば、 ・追究の途中でのメモや、考えの変化の記録はノートが便利 ・写真・…
創刊号って、熱が満ちてておもろいです。
昨日の読書会でも、一昨日の研究会後の対話でも話題になった 「授業中に教師は瞬時に何を考えているのか」 「どういうときに指導案で書いていた内容の変更をするのか」 一昨日の6年生との授業でも、いくつもそうした場面があった。 ぱっと思いつくだけでも、…
概念的指導力とは、学びの本質を“概念”でとらえ、授業を再構成する力です。例えば、教科書を“事実の羅列”としてではなく、“意味で編まれた文脈”として読み取る力です。この力が育ってくると、量の多さに圧倒されることが少なくなり、事実を削るのではなく概…