社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

282 深化し発展する言葉(「つまずき」シリーズ12)

③深化し発展する言葉

 

 子どもたちの思考が深化し、発展する言葉があります。

「逆説」

「順接」

「対比」

「補助」

「添加」

です。

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それぞれ、

「でも(逆説)」

「だから(順接)」

「それとも(対比)」

「なぜなら(補助)

「また(添加)」

という言葉になります。

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例えば、

「陶器まつりをはじめるときは多くの人に反対された。でも、実行することに決めた」(逆説)

 

「沖縄の夏は暑い。だから、伝統的な家も現在の家も工夫されている」(順接)

 

「事故の件数は最近減ってきているのか。それとも増えてきているのか」(対比)

 

「日本の漁獲量は減ってきている。なぜなら、魚をとりすぎているからだ」(補助)

 

海津市は、洪水を克服するために様々な努力をした。また、それだけでなく、水を利用するようにも工夫してきた」(添加)

 

このような子どもたちの何気ない言葉に注目し、適切に声かけをしたいものです。

 

また、子ども自身がこれらの言葉を自在に使いこなすことで、さらに思考力も高まっていくことでしょう。

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