③深化し発展する言葉
子どもたちの思考が深化し、発展する言葉があります。
「逆説」
「順接」
「対比」
「補助」
「添加」
です。
それぞれ、
「でも(逆説)」
「だから(順接)」
「それとも(対比)」
「なぜなら(補助)
「また(添加)」
という言葉になります。
例えば、
「陶器まつりをはじめるときは多くの人に反対された。でも、実行することに決めた」(逆説)
「沖縄の夏は暑い。だから、伝統的な家も現在の家も工夫されている」(順接)
「事故の件数は最近減ってきているのか。それとも増えてきているのか」(対比)
「日本の漁獲量は減ってきている。なぜなら、魚をとりすぎているからだ」(補助)
「海津市は、洪水を克服するために様々な努力をした。また、それだけでなく、水を利用するようにも工夫してきた」(添加)
このような子どもたちの何気ない言葉に注目し、適切に声かけをしたいものです。
また、子ども自身がこれらの言葉を自在に使いこなすことで、さらに思考力も高まっていくことでしょう。