社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

1360 子どもの見る眼を育てる

手で見ること、足で見ること、頭で見ること、心で見るという五感で見ることを基本とします。
その五感を使って、「具体的に見る力」「関係的に見る力」「視点をかえてみる力」を育てるようにしています。
見る力が育てば問題発見ができるようになり、追究をはじめます。
問題発見力が高くなるということは、子どもの感度があがり、日常の中から問題を発見できるアンテナが立ちます。
 さまざまな社会的事象の「おもしろさ」に引っ掛かるようになります。
追求する経験を重ねて追究力を高めることでよりよく問題解決を図れるようになり、その過程で概念的知識を獲得します。
そして、獲得した概念的知識を踏まえ、その子の思いや願いをこめたその子独自の表現ができるようになります。
見る力が育てば表現も豊かになるということです。
その表現を見ることで、子どもの観察力の育ち方を教師が見取ることができます。
加筆修正しましたが、だいたい図のような感じです。