社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

23 教材4割、学級経営6割

 社会科授業の導入で子どもたちの心をどうつかむかを考えます。

  • モノで入る
  • クイズで入る
  • ゲームで入る

など、様々考えられます。

 よい教材を考えて、導入に力をいれるのはもちろん大切です。しかし、授業後半、熱量が下がってしまうことはありませんか。僕は多々あります。

 澤井陽介氏は、「授業のよさは教材4割、学級経営6割」と言われています。導入を含め最初15分がよい授業は教材がいい授業で、後半の30分がよい授業は学級経営がよいということです。つまり、授業の後半は学級経営の力がものを言う、ということです。授業の山場に向かうにつれ、熱量が高くなる時間、いいですよね。

 学校生活の多くの時間は「授業」です。授業の中で「知的にたくましい子ども」を育てなければ、と思います。

 

 以下の澤井氏の言葉も好きです。

「研究授業では30分の指導案を書きましょう。あなたのやりたいことは、その30分にまとめるのです。あとの15分は子供にプレゼント。そうすればきっといい授業になるから」

「あとの15分は子供にプレゼント」

素敵な言葉だと思いませんか(^_^)

 

 この書籍は何度も繰り返し読みました。

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