子どもたちの調べる技術には個人差が大きいです。
はじめから自由に調べることにしても、何をどのように調べたらいいのか分からない子どもがいることが想像されます。
全員が調べ方を獲得できるようにするためにスモールステップ化する必要があります。
調べ方のスモールステップ化には
①教師が提示した一つの資料を全員で読み取り調べる。
②教師が提示した複数の資料から選択して調べる。
③教科書、資料集の中から自分で資料を探して調べる。
④図書館の本やインターネットの情報などで調べる。
などがあります。
もちろん、すべて順番にするわけではありません。
教材によっては③が適している教材もありますし、学習活動によっては④が適していることもあります。
子どもが自分で調べ方を選択できるようになることが大切です。
そのために、調べ方も系統的に取り入れていく必要があります。
調べ方がうまい子が必ずでてきます。
それをしっかりと見ておきます。
その都度取り上げて賞賛します。
まずはモデルを育てる。
そしてそこから広げていくことがいいですね。
詳しくは、『社会科授業のユニバーサルデザイン』村田 辰明 著 2013
『テキストブック 授業のユニバーサルデザイン社会』
編著:村田辰明
著者:宗實直樹・佐藤正寿