4年生の学習内容のポイントのひとつ。
「自然災害」です。
これは、自然災害が多い我が国では必須の学習内容となります。
にもかかわらず、今までしっかりと学習されてきませんでした。
なぜでしょうか?
これまでは、「火災、風水害、地震など」からひとつを取り上げて選択して学習していました。
ほとんどの学校が「火災」を選択して学習していました。
子どもたちに身近であるので当然と言えば当然かもしれません。
しかし実は「火災、風水害、地震」、同じようで少し違います。
「火災」は人災で、「風水害、地震」は天災なのです。
ですから対象の選択に問題があったと言わざるを得ません。
つまり、天災に対する学習が行われず、十分な防災教育がなされなかったということになってしまうのです。
ですから今回は、
3年生で人災
4年生で天災
を扱えるようにわけたのです。
そして、
人災では「対処と防止」
天災では「対処と備え」
が学習できるようにしています。
違いを明確にして学習を進めることは大切ですね。