「飲料水、電気、ガス」の中で多く取り扱われてきたのはは「飲料水」でした。
これら3つに共通していることは、くらしにとってなくてはならないもの。
そして、
「安全で安定的に供給されていること」
です。
今まで通り、飲料水を事例にすればいいのですが、「安全で安定的に供給されていること」をより深く理解するために、他の「電気」や「ガス」にも目を向ける必要があります。
つまり、飲料水を事例に学習した後、
「飲料水だけでなく、電気やガスも同じように安全で安定的に供給されているのだろうか?」
と考えることが大切です。
一つの事例で得た知識を、他に適用させます。
そうすることで、ここで大切にされるべき概念である「安全性」や「安定性」についての理解がより深まるのです。
一方、「廃棄」に関しては、ほとんどが「ごみ」を扱っていました。
身近であり、目に見えやすいからでしょう。
しかし、飲料水と下水という、同じ「水」を扱うことで、循環型社会への理解も深まるのではないでしょうか。
そのあたりを意識して事例の選択、教材開発してもおもしろいと思っています。