小学校の歴史授業は、人物や文化遺産を中心とした学習です。人物中心の歴史学習を展開するには、
「徳川家康は、どのように〜したのだろう」
「聖武天皇は、なぜ〜したのだろう」
というように、主語を歴史人物にすることが重要です。
教科書に掲載されている歴史人物の肖像画は、子どもたちのイメージを膨らませるのに非常に有効です。
C お坊さん?
C すごい重厚な服を着ている
C 偉そうな感じがするな
子どもたちは、様々な反応を示し、肖像画から興味・関心を高めます。
その後、金閣を提示し、名前や立場、エピソードなどを紹介します。
そこから「足利義満は、なぜ金閣を建てたのだろう?」などの学習問題につなげます。
肖像画を活用した歴史学習では、いかにして人物像や時代像に子どもの興味・関心を向けさせるかがポイントとなります。
このような歴史人物42人+αに関するエピソードと授業展開を網羅したのが本書『
歴史人物エピソードからつくる社会科授業42+α (社会科授業サポートBOOKS)」』
です。
6月頃から6年生の歴史学習がはじまります。
その準備としてGW中にいかがでしょうか?