社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

656 クエスチョンゲーム

【ねらい】質問を考えさせることで、思考力を高める。

 

出題者が隠した答えを子どもが質問しながら当てるゲームです。

例えば、「歴史人物3クエスチョンゲーム」があります。

出題者が、ある歴史人物を選びます。

子どもたちが3つ質問して、その歴史人物を当てます。次のような感じになります。

子ども「その人は、戦国時代に活躍した人ですか?」

出題者「いいえ、違います。戦国時代よりも前です」

子ども「その人は、女性ですか?」出題者「そうです」

子ども「その人は随筆を書きましたか?」

出題者「はい、そうです」

子ども「答えは清少納言!」

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 子どもたちは3つしか質問できないので、質問の内容と順番を吟味し、論理的に考えます。

「出題者」と書いたのは、慣れてくれば教師が出題するだけでなく、子どもも出題者となり、子ども同士でできるからです。

同じように、「都道府県3クエスチョンゲーム」も盛り上がります。

 

【参考文献】上條晴夫・阿部隆幸編著『小学校社会科の学習ゲーム集』学事出版(2001)