社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

1051 見方・考え方の成長

「社会的な見方・考え方」は育成されるべき資質・能力ではなく、授業改善の視点であり、子どもが働かせるべきものです。

しかし、もともと子どもたちは「社会的な見方・考え方」を全く持っていないわけではありません。

既有の「社会的な見方・考え方」を駆使して子どもたちは問題解決を行っています。

「社会的な見方・考え方」が成長することでより質の高い知識が獲得できると考えます。

「社会的な見方・考え方」を「社会を見る眼鏡」と例えると、その眼鏡の精度がよりクリアになることで、社会的事象を豊かに見られるようになるということです。

それが、「多面化」「多角化」「一般化」「具体化」です。

「社会的な見方・考え方」は、働かせるものであると同時に、使いながら鍛えられ、洗練させ、より豊かにしていくべきものと考えます。

見方・考え方を鍛え、洗練し、成長させたいものです。