社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

1379 見方・考え方を鍛え、洗練し、成長させる

「社会的な見方・考え方」は育成されるべき資質・能力ではなく、授業改善の視点であり、子どもが働かせるべきもの。
ただ、「社会的な見方・考え方」は、働かせるものであると同時に、使いながら鍛えられ、洗練させ、より豊かにしていくべきものと考えます。
もともと子どもたちは「社会的な見方・考え方」を全く持っていないわけではなく、既有の「社会的な見方・考え方」を駆使して問題解決を行っています。
「社会的な見方・考え方」を「社会を見る眼鏡」とたとえると、その眼鏡の精度がよりクリアになることで、子どもたちが社会的事象をより豊かに見られるようになると考えます。
クリアになることが、「多面化」「多角化」「一般化」「具体化」だと捉えます。
人の「見方・考え方」って常に更新されていくものですね。
そして、その子の眼、そのものになっていく…。

これは僕自身の経験でも感じていることです(^_^)