社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

1108 口頭作文

年末なので、PC内を整理(?)しようとしている。

懐かしいものがいっぱい出てくる。

はじめて1年生を担任したときに「口頭作文」に取り組んでいた。

子どもがしゃべったことをそっくりそのまま記録して通信などに載せていた。(1年生の通信だと言うのに筆ペンできったない字で(^_^;))

それぞれの言葉に対して一つひとつ私がコメントを入れていた。

まず話し言葉を豊かにしたかった。

そして書き言葉へと移行させようとしていた。

子ども達は口頭作文を読む時間を楽しみにしていた。

続けていると「書きたい」と言う子がでてきたことを覚えている。

「ぼく、めのいりょく、2てんなんぼ!「めがねのみき」でいちばんしたまでいったねん。さいごのやつ、クリアしたんやで!)」

「このあみのびるねんで。どこにいってもなかったから、パパがかってきくれたんや。」

「きのう、あしのほね、おれた、おれた、おれた、おれた、おれた!おれた!おれた!おれた!おれた!!…………うそー!」

「せんせい、けっこうんしたおねえちゃんにアイスクリームたべさせてもらいよったんやで。じぶんでたべられへんのや。」

「せんせい、わたしのおとうさんとしたのなまえもかんじもいっしょやな。」

「ぷはー!おわったー!あ~、おなかいたくなってきた~!」

「◯◯、おとこにはぜんっぜんきょうみな~い!」

「わたしのおねえゃん、わたしとおなじおしりのところにほくろできとる。」

 しかし、今読み返してみると、素直な子ども達の言葉はかわいいものだ。

その時の教室やその子の表情が思い浮かんでくる。

おもしろいなぁ。