社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

1338 継承されているかどうか

 学校に社会科資料室や教材室がある学校とそうでない学校があります。あったとしてもその扱い方は学校によって大きく違っています。資料室や教材室に入れば、社会科がどのような意識で扱われているのかがよく分かります。もちろん学校の教室数などの規模や環境の問題にもよります。しかし、資料室や教材室にあるべき資料やものを残していこうという意識があれば、スペースの確保はできるはずです。そこへ行けば社会科の資料やもの道具が整理されて置いてあるということが重要です。
 また、教員はそこに何があるのか把握しておらず、全く使用されていないという現状があります。例えば「あるものリスト」等を作って、そこにどのようなものがあるか周知し、活用できるように促す必要もあるでしょう。学校の「共有財産」として、有効活用していこうという意識が必要なのではないでしょうか。