社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

1411 個性的『学習法』の創造

これ、ちょっと表現を変えて子どもと共有したいし、子どもだけでなく、我々大人としても大切にしたいなぁ。

私は、「個性的『学習法』の創造」をめざす。次は、子どもに勧める「修練目標二十則」である。私白身の生きる修練目標でもある。
1、自然、自由、すなおさを
2、「わたし」、独自学習を根幹に。
3、「わたし」の論理を。つぶやきを。
4、「わからなさ」を大切に。 5、つないで、ねばり強く。
6、経験、体験を通した、具体的思考を。
7、「本然の問い」の、全身全虚をかけた問題解決を。
8、予見、予測をもち、撤底した追究を。
9、全体の見通しと、具体的手法を。
10、各種の方法での、息う存分な表現を。
11、「わたしのノート」を。
12、仲間と、「もみ合う授業」を。
13、仲間と、「息考のずれ」を大切に。
14、仲間と、談話を楽しみ、よく見せ合い、よく話し、よく聞き。
15、仲間と、よい資料・教材を発掘し。
16、想像・創造・柔軟さ・センスを大切に。
17、独自の稽古法を工夫し、反復努力を。
18、教具、教育工学機器も適切に活用し。
19、自己評価力を磨き、学習法の研究発表会も聞き。
20、学習法のすぺての活動は、人間の生き方を求め。」

 



長岡文雄(1986)「個を育てる教師―「本然の問い」への着目―」『考える子どもNo.170』p. 21.