社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

1410 【新刊】『これからの社会科教育はどうあるべきか』

澤井 陽介・中田 正弘・加藤 寿朗・宗實 直樹/著
https://www.toyokan.co.jp/products/5384
2023年12月14日発刊(240p)

この執筆陣、僕が入ってていいの?(^_^;)
て感じですが、唯一の「実践者」という立場で書かせていただきました。
第4章、7章、8章の3を担当させていただきました。
今考えるべきことがこの一冊にぎっしりと詰まっています。
ぜひお手に取られてみてください(^_^)

目次は以下の通りです。

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序章 どの教科等にも通底する「そもそも論」
第 1 章 社会科の問題解決的な授業をどのように定着させるか
 1 現場で困っている学習問題づくりの問題をどう解決するか
 2 大切なのは知識か思考力か―「知識の構造」をどう捉えるか
 3 社会科はどのような学びへと進む可能性があるか

第 2 章 「見方・考え方」はどのように生かせばよいのか
 1 「見方・考え方」をどう捉えればよいのか
 2 「見方・考え方」の第2ステージはどのようなものか

第 3 章 日本の社会科の単元モデルはどのように発展すべきか
 1 「主体的な学び」から「主体性を発揮できる学び」へ―単元モデルをどのように構想するか
 2 社会を見つめ社会参画への意欲を高める単元モデルをどのように構想するか―パフォーマンス課題の活用
 3 「個別最適な学び」と「協働的な学び」へのアプローチで、社会科の単元モデルはどう変わるか

第 4 章 ICTは社会科の授業にとって何がよいか・活用すればどう変わるか
 1 ICT活用は何を目的とするのか
 2 ICT活用はどのような場面で効果的か
 3 デジタルか、アナログか、ハイブリッドか
 4 ICT活用は、子供たちの自律的な学びにどうつながるか

第 5 章 これからの社会科で育成を目指す資質・能力はどのようなものか
 1 社会科はどのような学力を目指しているのか
 2 社会科でこそ育成すべき資質・能力とはどのようなものか
 3 未来志向の資質・能力をどのように描くのか

第 6 章 教科横断的な内容において社会科はどのような位置付けがよいのか
 1 教科横断的なカリキュラムに社会科を関連付ける際、どのような設計がよいか
 2 教科横断的なカリキュラムに社会科を関連付けると、社会科授業の何が変わるのか
 3 STEAM教育に向けて社会科はどんな役割を果たすのか

第 7 章 先人の社会科実践や遺産をこれからの社会科にどのように活かせるか
 1 先人の実践から受け継ぐべきものは何か
 2 社会科における「構造化」を探る
 3 学習者主体の授業を問い直す

第 8 章 これから社会科が充実・発展するためにはどのような視点が必要か
 1 どのようにして社会科で求められる問い(学習問題)を成立させるか
 2 小学校社会科で「共に生きることの大切さ」をどのように学ぶか―ダイバーシティ(多様性)への着目
 3 どうすれば教材研究・教材開発を無理なく続けられるか
 4 社会科の「内容」はどのように変わっていけばよいのか
 5 どうすれば小学校と中学校の社会科は共に発展していけるか

おわりに